COMPASS高知Jr 地震想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
いずれ起きると言われる南海トラフ地震。
高知県では、県の危機管理部に「南海トラフ地震対策課」という他の行政では見かけない部署があります。
それほど来るべき地震への危機管理の必要性があるということです。

COMPASSでも高知県に所在する事業所はどこも絶えず備蓄品を準備し、お友達の命を守るための避難訓練が頻繁に行われています。
今回、高知Jrでも地震発生を想定した避難訓練が行われ、放課後1名、児童5名、先生が4名の計10名が参加しました。

高知Jrの訓練は、お友達を集めて、今回も地震についてのお話から始まりました。
大切な「おはしも」というお約束と、その言葉の意味する行動について皆で今一度確かめます。

地震です!という先生の声で訓練スタートです。
お友達は皆いつでも手の届く場所に保管してある「防災頭巾」「ヘルメット」を被り、正しく装着できるかどうか試してみます。
ただしこの日はまだ真夏日だったので、避難時熱中症予防のため実際に着用しての移動は避けました。

先生は避難リュックを背負い、地域の避難所として指定されている「小高坂市民会館」へ移動します。
お友達は先生と手を繋ぎ、素早い行動が必要なため、外履きには着替えず上履きのまま外へ。
避難場所へ到着し、人数の確認と、目視でお友達の状態を確認して訓練は終了です。

来た道を事業所へ戻り、手洗い・うがい、そして水分補給を行いました。
実は、今までの避難訓練は放課後のお友達の参加率が多く、今回は児童のお友達がほとんどでしたが、概ね迅速に、安全に全員が避難できたことは評価できた避難訓練となりました。

いつもの活動と違って避難訓練では普段とは違う一面が見えたり、またお友達によっては新たな課題も発見できたのだとか。
これは思いもよらない訓練の成果の1つとして捉え、今後は普段の療育にその課題を取り入れ、解決できるようにしていきたいと話し合ったそうです。

いつかくる、いつ起きるかもしれない「その日」のために、これからもお友達の命を守るため、継続して訓練を行い、精度を上げていきます。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
連絡先:088-855-9338

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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