COMPASS小倉北 心も言葉も育っていくと(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS小倉北のお友達、お誕生日を迎え、3歳になりました。
週に2回通ってくるお友達が、ちゃんと座れるように、言葉が出るように、生活動作が上手になるように、みんなと仲良く遊べるように導きながら、優しい見守りを続けていきました。

お友達の発語はというと、思い通りにいかないときには、実際に走っていって壁にぶつかったり、苛立って大声をあげたりすることもありましたが、比較的順調で、絵カードや絵本を使った活動は楽しく進んでいます。
半年が過ぎた年末も近くなると、お友達の発語は模倣から、言葉のキャッチボールの走りのようなやり取りが始まります。
「いない いない ばー」という言葉が気に入ったお友達は、先生が「いないいない?」と振ると「ばぁー!!」と元気よく応じるようになってきました。

この頃から自発的に好きなキャラクターの名前を、例えば「アンパンマン」であれば「あんぱ…」で終わってしまいますが、ともかく言おうとする様子を見せ始めます。
そこから「いただきます」の「い」やありがとうの「あ」など、一文字ずつですが、伝えたい思いが言葉になり始めていました。
最近では近くにいた先生が別室へ行くと、お友達もついて行きたくて「あけて!」「はやく!」と、ちゃんと言えるようになってきました。
伝わらなくて、苛立ちから壁に体当たりするような姿も、もうめっきり少なくなってきているのだそうです。

4月には保育園へ就園し、保育園での生活に慣れるため約2ヶ月お休みしていました。
しかし、きっかけを掴んだお友達の成長はその2ヶ月間も止まることを知らず、久しぶりに来所すると、COMPASSでは練習中だったトイレも嫌がらなくなり、言葉も増えていたそうです。
まだまだオムツでの排泄はあるものの、ここ最近はトイレで成功する頻度が増えてきています。
このトイレの成功など、先生が大喜びして褒めていくうちに、トイレに行ったときには自分で衣服の着脱もできるようになっているのだそうです。

保護者様が願われていた言葉の面は、少しずつ表出し始めたお友達の言葉の成長を喜んでくださっています。
また、お友達同士の関わりについてもその様子に変化が見られるようになりました。
最近は心も成長してきたことから恥ずかしがり始め、来所した時にたくさんお友達がいると、照れて先生の後ろに隠れていることもあるのだそうです。
しかしすぐに馴染み、お友達のすることを真似っこしたり、笑顔で関わりを楽しんでいて、帰る時には満面の笑顔で「ばいばーい!」と、みんなに手を振っているのだそうです。

通い始めてから今月で1年と3ヶ月。
発語のなかったお友達は、少しずつ言葉を得て話せるようになり、トイレへ行けるようになり…と、できることが増えてきました。
ずっと前からそれが当たり前だったように「せんせー」と笑顔で呼びかけてくれます。
この笑顔の先にどんな成長を見せて私たちを驚かせてくれるのか、楽しみで仕方ありません。
お友達自身の伝えたいという想いが叶い、人と関わる喜びをたくさん経験してもっと成長していけるように願いながら支援を続けて行きます。

COMPASS発達支援センター小倉北
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