COMPASS熊本東 お友達の言葉は…(2)

金曜日のCOMPASSです
COMPASS熊本東のお友達が小学校の高学年になった頃だったでしょうか。
それまでは学習活動への集中もなく、離席が目立ちましたが、この頃からはほとんど離席が見られなくなりました。
指示に従って場面の切り替えもできるようになってきました。

活発な会話にはまだ程遠いお友達ですが、それでも嫌な時の意思表示は、はっきり「いや!」と言葉で示せています。
ただ、そのほかの気持ちは言葉として発せられることがまだあまりなく、欲しいこと、やりたいこと、困っていることをストレートに相手に伝える術はありません。

そこで、現在はお友達と相性の良いタブレット端末を活用して会話の幅を広げようとしているところです。
タブレットで表記するとなると、言葉の音と文字との認識の一致が不可欠であり、さらに音と異なる日本語独特の文字の並びなどもあるため、学ぶことはたくさんあります。
タブレットの活用などと並行しながら、他に何かもっと良い方法はないかとさらに模索中でもあります。

保護者様も自分の要求を伝えることができるようになってきたものの、タブレットや絵本の指さしでは、表現が限定的なので様々な方法で要求を伝えれるように表現力を高めていって欲しいと話しておられます。

お友達は今も皆を笑わせるような楽しいことがしたくて、先生から注意を受けることがわかっていても、やはりおふざけをやってしまうこともあります。
でも最近はふざけ方もだんだん変わってきていて、空気を読んでいるのか、ふざける場面とそうでない場面でのメリハリがはっきりとつけられるようになってきました。

お友達も春には中学2年生です。
長いこと一緒に過ごしてきたお友達ですので、お友達が社会に出る日がなかなかイメージできません。

ですがもうそろそろ将来的な自立に向け、立派な社会人として振る舞えるように、人格形成の手助けもする時期が近づいています。
まず当面は、場面の切り替えやより良いコミュニケーション方法の確立を目指して支援を継続していきます。

COMPASS発達支援センター熊本東
所在地:〒862-0970
    熊本市東区渡鹿8丁目9番22号
連絡先:096-321-6788

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧