COMPASS中津Sweet 向き合えるようになって(1)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城に昨年夏から通う5歳のお友達、とにかくソワソワが止まりません。
お店に行けばお店の中を走り回り、歩いているといきなり道路に飛び出しそうになって、危ないこと此の上ないのだそうです。

お友達と向き合って話してみようとしても落ち着きがなく、しっかり話を聞くことができません。
そして日常生活動作では、トイレトレーニングが上手く進まないことも保護者様のお悩みでした。
保護者様は「座って話が聞けるようになって欲しい。」と話しておられました。

お友達はご家庭でもルールが守れず、激しい兄弟喧嘩のことをお悩みだったため、ルールや約束事を守れるようになって欲しいと話しておられました。
トイレトレーニングが進み、紙パンツがとれるようになって欲しいとも願っておられました。
今年の春には幼稚園に入園するので、文字の読み書きが出来るようになって欲しいと成長も願っておられました。

COMPASSでは保護者様の想いいに寄り添い、個別支援計画を作成しました。
まずは着座して活動や療育に取り組めるようになるように導き、集団活動に参加してルールやマナーが守れるようになることを目指していきます。

その目標を目指しながら、みつばプリントAAから順番に進め、ひらがなの歌、数字カード、言語聴覚士による言葉のお勉強、指先の訓練、名前カードのマッチングを行います。
また日常生活動作の習得では、来所したら必ずトイレに誘導し、布パンツに履き替えトイレトレーニングを促すように取り組みました。

お友達の課題でまず取り組んだのは、言葉の力の向上を目指す「お口の体操」「絵カード」「絵本の読み聞かせ」などでした。
当時お友達はほぼ文字の読み書きができなかったので、名前の大・小カードでマッチングをしたり、指なぞりを繰り返して文字に興味を持つように促しました。

多くのお友達が最初はそうであるように、お友達もやはり着座が第一の関門でした。
綺麗な姿勢で座ることはとても大事で、着座姿勢で初めて集中して目の前の課題と向き合うことができます。
座るように促し、活動前にはお話の時間を設け、これからすることを分かりやすい言葉で説明します。
ですがやはり離席があり、着座していてもなかなか課題に意識が集中できないことが度々ありました。
仕方なく着座しても、なかなか課題を意欲を持ってノリノリで行えません。

集団活動にも挑戦しました。
集団だとソワソワがさらに増し、周りを気にしてキョロキョロが始まるので、その都度声かけが必要でした。
集団活動でも、必ず今から何をするのかを丁寧に伝え少しでも集中できるように促し、また来所したら必ずトイレに誘導し、布パンツに履き替えて過ごすことが当たり前のことになるように、習慣化を目指しました。
(後編へ続きます)

COMPASS中津Sweet
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