COMPASS発達支援センター高知.Jr ことばがつながる喜び(1)

こんにちは。今回は、COMPASS発達支援センター高知.Jrに通う小学1年生のお友だちのエピソードをご紹介します。

お友だちは2022年6月からコンパスを利用されており、週2〜3回、月に10回程度通所されています。利用開始当初は、発語はあるものの「ありがとう」が「あーとー」、「ライオン」が「オン」になるなど、言葉の一部のみを発する場面が多く見られました。

絵本にもあまり興味を示さず、数ページで飽きてしまうこともしばしば。気持ちの切り替えが難しく、療育の導入に時間がかかる日もありました。ですが、お友だちは声を出すことが大好きで、音やリズムへの反応は豊かでした。

 

保護者様からは、「コミュニケーションが取れるようになってほしい」「会話ができるようになってほしい」「言葉をもっと覚えてほしい」といったお声がありました。

 

支援では、「コンパスでの流れを理解し安心して過ごすこと」を短期目標とし、長期的には「言葉をたくさん使って会話を楽しめるようになること」を目指しました。

療育では、プリント教材や絵カード、読み聞かせなどを通じて、さまざまな語彙に触れる機会を大切にしました。手遊びや歌も取り入れ、「楽しく覚える」「声に出す喜び」を実感できるようにしました。

 

遊びの中では、数を一緒に数えることで数字への関心を引き出し、友だちや職員とのやりとりも少しずつ増やしていけるよう工夫。気持ちの切り替えが難しい時には、無理に誘導するのではなく、お友だちの気持ちに寄り添いながら、その子なりの切り替え方を見つけられるよう支援しました。

次回の後編では、そんなお友だちが迎えた卒園の頃の姿や、会話や学習で見られた大きな成長についてお伝えします。どうぞお楽しみに。

COMPASS発達支援センター高知.Jr
所在地:香川県高松市伏石町2158-10

連絡先:080-4151-3105

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