【自閉スペクトラム症】野菜作りを通して時間の流れを経験し、様々な学びを獲得する方法

こんにちは!COMPASSです🌱

今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター丸亀Linkでの療育の様子を追ったドキュメンタリー動画。3歳前から早期療育に取り組み、現在は特別支援学校に通う小学5年生のお友だちの、1年にわたる「野菜作り」の取り組みをご紹介します。

通い始めた当初は、癇癪があり、指示も通らず、多動や着座の難しさも見られたお友だち。そんな状態から、発語、着座、コミュニケーションの力を少しずつ育ててきました。

小学生になってからは、毎日コンパスに通うようになり、1年前からは畑で野菜を育てるという新しいプログラムがスタートしました。

種まきから始まり、水やり、雑草抜き、そして収穫まで——

日々の役割を果たしながら、植物の変化を見守る中で、集中力や責任感、そして“時間の流れ”を実感する経験を重ねていきます。

育てた野菜は観察して記録に残し、言葉で伝える練習へ。

「どんな大きさ?」「どんな色?」——

言葉で説明する力や、相手に伝える力も、こうした実体験の中で自然と養われていきます。

この活動を通して育ったのは、大根だけではありませんでした。

注意力や感受性、自分の行動に対する責任感、そして「誰かのために」という思いやり——

「誰かにあげたい」と手渡すその瞬間には、しっかりと育った“心”が映っていました。

保護者様も「まだまだ拙いけれど、自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿に、確かな成長を感じる」と話してくださいました。

“生きる力”を、畑の中で育む。

そんなCOMPASSならではの新しい療育の形を、ぜひ動画でご覧ください🍀

【画像をタップしていますぐ動画をみる!】⬇︎

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