COMPASS児童発達支援センター善通寺 少しずつ「ママ」「あっち」で気持ちを伝えられるようになってきて

こんにちは。
今回は、COMPASS児童発達支援センター善通寺に通い始めた、2歳のお友だちの様子をご紹介します。


入所前、このお友だちの発語は限られており、「パパ」「ママ」「アンパンマン」「あっちこっち」といった短い言葉しかありませんでした。
まわりの人と目を合わせるのが苦手で、集団の中ではすぐに泣いてしまったり、食事を自分で食べようとせず、母親に頼ってしまう傾向がありました。
協調動作や生活動作にも苦手さが見られ、集団生活や身の回りのことではなかなか難しい状態でした。

支援では、まず安心できる少人数の環境からスタートしました。
絵カードや絵本の読み聞かせ、あいうえお表、運筆、ペグ差し、スプーン練習、バランス運動などを通して、言葉や体、生活動作に少しずつ触れていきました。
特に、食事の場や挨拶の練習、お片付けなど日常の中の小さな動きに着目し、「できた!」「自分でやれた!」という体験を積む時間を大切にしました。

ご利用開始からおよそ1か月後には、緊張しながらではありますが、夏祭りなどの大人数のイベントにも参加できるようになりました。
また、以前は食事動作を人に頼っていたのが、スプーンを使って自分で食べられるようになりました。

現在では、発語も少しずつ増え、2語文、3語文が出るようになってきています。
保育園への送迎時には、母親と別れるときに泣かずに「ママ。行った。」と言葉で伝え、送り出すことができるようになりました。

さらに、おもちゃの片付けができたり、気持ちの切り替えが徐々にできるようになったり、お友だちと一緒に活動を楽しんだりする姿も見られ始めています。

保護者さまからも「少しずつ自分でできることが増えてきました。」「子どもの笑顔や言葉が増えたことに希望を感じます。」と、うれしい報告をいただいています。
職員も、お友だちが安心して過ごせる時間を少しずつ増やせていることに、支援の手ごたえを感じています。

今後は、言葉のやり取りを増やすだけでなく、自分でできる身辺動作をさらに広げ、集団生活の中でも安心して過ごせるよう支援を続けていきます。

COMPASS発達支援センター善通寺
所在地:香川県善通寺市金蔵寺町43-1
連絡先:087-735-9538

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
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