COMPASS枚方 会話と思いやりの心を育てる

水曜日のCOMPASSです。
今日はCOMPASS枚方のお友達をご紹介します。

この年長のお友達は、昨年の4月からCOMPASSに通っています。
初回の面談時、お家の方は「他のお友達と仲良くして欲しいんですが・・・」と心配のご様子でした。
お友達はお話は上手ですが、一方的に自分中心の話題を発信することが多いようです。
楽しい会話が成立するには、まずちゃんとお話を聞くこと、的を射た回答、そして話題を繋ぐには相手への関心や受け入れる気持ちが大事です。

当初、お友達は語彙数も少なく、言葉で説明をしても理解が少し難しかったようです。
そこで、まず「月例プリント」や「みつば日記」で文字に親しみ、語彙を増やし、基本的な文章のルールも学ぶことに。
覚えた語彙が使いこなせるようになるには、聞いて理解でき、会話できる、文章で使いこなせるという工程が必要です。

お友達はプリントを頑張って、語彙の習得はスムーズに進みました。
タイミングを見計らって、次に行ったのはS.S.T.(=Social Skill Training)です。
S.S.T.とは「社会性の訓練」で、お友達の課題は「周りのお友達と仲良く会話する」ことです。
トレーニングは、他のお友達と会話を続けることを目的とした練習から始めました。
先生と1:1で、絵を見せながら上手なお話の聞き方を説明していきます。

ちゃんとお話を聞いてもらえなかったら、話す方は不安になったり、寂しくなったりしてしまうことも実演で経験してもらいました。
お友達にわかってほしかったのは「相手の気持ちを考えて行動する」こと。
お友達だけでなく、小さな子どもには相手の気持ちを想像したり、場の空気を読んで行動することは難しいものです。

しっかりお友達の理解できる手のひらに乗せてあげるため、具体的な絵(modeling)を使って、実演(roll play)、そして気持ちの確認(feedback)が必要に。
お話をするときの「相手の目を見る」ことや「相づちをする」ことが意味のある大事なことだと理解できたお友達。
今度は先生とパターンの会話をそれぞれの役割でやってみます。

お友達は先生に教わったことをしっかり意識してロールプレイに挑み、とても上手にできました。
一度できても、油断せず毎日繰り返すことで、それが自分のスキルになります。
COMPASSに来るたびに、繰り返し、繰り返し、どんな場面でも楽しい会話ができるように練習は続きます。

対人関係を良好に進める為には、もっともっと沢山のスキルが必要です。
「優しい言葉を使うこと」「上手に声をかけること」「きちんと謝ること」もとても大事。
お友達は、これらの練習も頑張っています。

一人遊びで過ごしていたお友達は、お友達に声を掛けることが出来るようになりました。
しばらくは先生が影から見守ってガッツポーズで話しかけるよう頑張れ!と促します。
お友達に優しく声を掛けられたとき、先生は「スゴイ!お友達に優しくできて、かっこいいね!」と褒めてくれます。
「僕、優しくできるし!」と少し照れながらも誇らしげな様子のお友達。

この笑顔こそ、自信につながるステップです。
どんなふうに話しかけたら、どんなふうにお話を聞いたら・・・
今はまだ意識して会話を頑張っているお友達ですが、やがて意識しなくても楽しく会話が弾むようになってくれるでしょう。

写真はイメージです

4月には小学生になるお友達。
新しいお友達が沢山できて、おしゃべりタイムが今からとても楽しみです。

COMPASS発達支援センター枚方
所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
連絡先:072-845-4428

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