【高知】言葉で気持ちを伝えられるように…

こんにちは。
今回は、COMPASS発達支援センター高知に通っている年長のお友だちの様子をご紹介します。
利用開始当初のお友だちは、単語をつなげて話すことはできるものの、意味が伝わりにくい場面が多く、スムーズな会話が難しい様子が見られていました。

また、特定のルーティンやこだわりが強く、思い通りにならないと気持ちの切り替えが難しくなることや、感覚面での過敏さも気になる状況でした。

保護者様からは「言葉で会話ができるようになってほしい。」「こだわりにとらわれず、気持ちの切り替えができるようになってほしい。」といったご意向がありました。

療育では、まず安心して過ごせる環境づくりと信頼関係の構築を大切にしました。
送迎時から積極的に声をかけることで関わりを深め、事業所内でも支援員が間に入りながら、お友だち同士で関われるよう丁寧に関係づくりを進めていきました。

言葉の面では、絵本の復唱や絵カードを活用し、正しい言葉の使い方や発音に触れる機会を多く設けました。
不明瞭な言葉については、繰り返し発声することで少しずつ定着を図り、「ありがとう」「どうぞ」といった場面に応じた言葉も伝えていきました。

また、お友だち同士の関わりで思い通りにならない場面では、支援員が間に入りながら適切な言葉や行動を具体的に伝え、気持ちの表現の仕方を一緒に考えていく関わりを行いました。
利用から半年ほど経った頃には、他害行動が見られなくなり、大きな変化が感じられるようになりました。

現在では、「嫌なことは嫌」と自分の気持ちを言葉で伝えられるようになり、気持ちの切り替えも少しずつ自分でできるようになってきています。これまで見られていた強いこだわりもやわらぎ、柔軟に行動できる場面が増えてきました。

特に印象的だったのは、勝負事で負けた際に、以前は手が出たり物に当たったりすることがありましたが、今では「まあいっか」と気持ちを整理できるようになったことです。
また、自分から「これをやりたい」と活動を伝えに来てくれる姿も見られるようになり、成長を感じています。

保護者様のご意向であった「言葉でのやり取り」や「気持ちの切り替え」に対しても、着実に変化が見られており、お友だちなりのペースで力を伸ばしている様子がうかがえます。

今後は、質問の意図を理解して答える力や、集団活動の中で自分の考えを発言する力を育てていくことを目標に支援を続けていきます。

これからもお友だちの「伝えたい」という気持ちを大切にしながら、安心して成長できる環境づくりに努めてまいります。

 

COMPASS発達支援センター高知
所在地:〒781-8104
    高知県高知市高須1丁目16-24
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