COMPASS高知Jr. 蝶の羽ばたきのように

火曜日のCOMPASSです。
2月からCOMPASS高知Jr.に通い始めたシャイな男の子。
激しく内向的な性格を心配しておられ、COMPASSで「積極性と自発的な言動」を育てて欲しいと願う保護者様のご意向に添い、個別支援計画はまずCOMPASSに慣れて受け入れる環境づくりと、着座姿勢を保ち学習に取り組めるようになってくれること、安心して過ごせることを目標に設定することにしました。

当初のお友達は、COMPASSではいつも大抵一人きりでした。
ほとんど言葉を発さず、表情の変化も見せません。
保護者様から離れたがらない一方、他のお友達から遊びに誘われても、人の輪の中に入ろうとする様子もありません。
神経質なところもあり、人が触れたものは食べられないことがあったといいます。

学習課題として漢字パズル・点つなぎ・ひらがなカルタ・脳活キューブなど、お友達のペースで先へ先へと学びを進めていけるチョイスです。
ゲーム性のある療育内容に取り組むことで、お友達のポテンシャルを上げ、競争心からやる気を引き出していけたらと願います。

さて、お友達との療育がスタートしましたが「どれが好き?」とか「どれから始める?」そう選択肢を与えても、全くリアクションがなく、スタートできなかったといいます。

学習でも生活面でも困ったことがあっても「助けて、手伝って」と言えず、無言のまま途方に暮れるお友達。
COMPASSでは毎日1つでも「できた!」の達成感を得られるようにプリントやひらがなに取り組み始めます。

冬真っ盛りの2月から春になる頃、お友達に少しずつ変化が現れてきました。
他のお友達をよく眺めて、時には笑い合う様子を見つめる様子を見かけるように。
遊びに誘うと、今度はグループの中に入り、すごろくなどゲームを楽しめるようになり、大きな声でよく笑うようになってきました。

保護者様から「今までは家庭や特定の人の前でしか元気な声は聞いたことなかったんですが、COMPASSでも声が出るようになって嬉しい!」とのご感想を頂きました。
大人しく、物静かな性格だと思っていたところ、アクティブな遊びも楽んでいる姿もご覧になり、喜ばれているようです。

やがて2年生になった春の終わり頃には、学習道具を準備したり「この場所でお勉強したい」などと意志を伝える発言も見られるようになりました。
苦手なひらがなやカタカナの読み書きも、つまづきながらも頑張ろうとする積極的な姿勢を見せるようになってきました。

意思表示を見せなかった冬、そして春に羽化した蝶のように、お友達は自分で羽ばたき始めたところです。
これからは相手が誰であれ、自分の意志を相手に明確に伝わるように、何事にも意欲的に取り組めるようにと願いながら、ステップを上げ、豊かな人生に繋がる学びを共に続けていきます。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
連絡先:088-855-9338

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