COMPASS川崎 堂々とした会話を目指して

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎にも昨年から通い始め、今年小学校1年生になったお友達がいます。
お友達もコミュニケーションにつまづきがありました。
保護者様は「早口で、相手に伝わりにくい。」ことや「自分の思いや困っていることを周囲に人に伝えられるかが不安。」とご心配でした。
言葉に敏感で、繊細なお友達は「笑われた」「怒られた」と思うと、過剰に反応してしまうところもご心配なようです。

COMPASSがお友達と目指すゴールは保護者様のご心配が少しでも軽くなればと願い「自分の感情、思いを表現する方法などを身につけていくこと」「自信が持てるようになること」「文字や数の学習を楽しく行うこと」を設定し、お友達と一緒に頑張ります。

お友達は、穏やかな性格の持ち主で、自己主張が苦手。
語彙力も少なく、早口で、会話に自信が持てないようです
自分の意思を言葉で伝えようとする気持ちは見受けられますが、お友達目線で説明に偏りがあり、相手に伝わり辛い。

初めての場所や初対面の人には、酷く緊張。
学習面ではひらがなの読みは「あ~ん」まで正確に発声はできていますが、文字を書くことは苦手です。
例えば分からない事があったときでも、どうすればいいか悩み、緊張で固まってしまいます。
そこで、質問の仕方もロールプレイで学習を始めました。
「わからないときはどうしますか?」と先生が尋ねると、お友達は「教えてください。」と正しく尋ねること。

このやりとりを続けていくうちに、お友達には『質問してもいいんだ!』『分からないこいとは教えてもらえるんだ!』という安心感が芽生えてきたようです。
最近では、質問をためらうことなく、どんどん質問してくれるように。
また、早口も先生が都度都度声かけすることで、ゆっくり喋ろう、ちゃんと伝えようとする姿勢が見られるようになりました。

お友達はとても素直に指示を守り、療育にも前向きに取り組んでいます。
余暇時間でも、穏やかなお友達とは穏やかに過ごし、活発なお友達とは元気にと、それぞれ楽しく過ごせるようになっていきました。
とはいえ、まだ自分から積極的に問いかけたり、提案したりすることは見られません。
少しずつ楽しい会話へと向かう変化を始めた、今、その道の途中といったところでしょうか。
COMPASSではこれからも成功体験を積み重ね、意思や気持ちを伝えるスキルをあげていってもらいたいと願います。

そんな中の6月のある集団療活動での発表のときのことです。
これまで消極的で発言も少なかったお友達ですが、この日、お友達は周りにも聞き取りやすい声量・スピードで堂々と話す様子を見せ、集団の中でお友達は輝きを放っていたそうです。
その様子に、ゆっくりではあるものの、確実に成長している様子が伺え、先生はとても嬉しかったそうです。

春に就学してから自覚が生まれたのか、お友達関係や学習面で大きな成長が現れているのだそうです。
あんなに苦手だったひらがなを書くことも、積極的に取り組み、マスの中央に正しい書き順で丁寧に書けるようになりました。

まだまだ引っ込み思案なところもありますが、これからは話題を「わからないことは聞く。」から「自主的に気持ちを言葉で伝える。」へ、徐々にステップアップできるよう導いていきます。
感染症で環境が落ち着かず、負荷がかかりやすい今年、1年生になったばかりのお友達としっかり対話を行い、小さなつまづきを少しも見逃さず、これから出会うであろう1つ1つの新たな課題に一緒に向き合うと、決意を新たに取り組んでいきます。

COMPASS発達支援センター川崎
所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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