COMPASS観音寺 諦めないコツは

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺に昨年の紫陽花の頃に保護者様と連れ立ってやってきたお友達。
真っ直ぐ過ぎて正義感が強く、お友達同士の揉め事に仲裁しようと割って入るものの上手に伝えることが出来ず、結果はいつも裏目に出てしまうことなどを保護者様は心配しておられたそうです。
保護者様コミュニケーションの向上と、学習への姿勢などをCOMPASSに期待しておられました。

個別支援計画ではコミュニケーションのほか、学習への意欲の向上と、慌てず落ち着いて取り組むこと、集団活動でルールやマナーを身につけることが設定されました。
いずれ社会へと旅立つお友達にとってコミュニケーションの力は、強みになり、武器になり、お友達自身を守る盾ともなります。

しばらくはCOMPASSに馴染まず、余暇の時間にも1人で過ごすことが多かったようです。
学習から遊びへ、遊びから学習への切り替えには時間を要しました。
お友達とは1歩ずつ固い甲羅を剥がしていくようにお友達がしっくり来るまで待つことにしました。
例えばCOMPASSに着いてから「荷物を片付ける」→「手洗いうがいをする」→「学習を始める」と言う流れのリズムを作り少しずつ習慣づけていきました。

過去の失敗の経験からなのか、苦手だと感じることは最初からやろうとしません。
苦手意識が持ち上がると二進も三進も行かなくなるので、学習でも他の活動でも、つまづいたとき、分からないときやイライラしたときは、無理にお勉強を続けなくていいんだよ、と伝えます。
そして落ち着いてから「どうしたかったのか?」「どうすればよかったのか?」と、先生としっかり時間をかけて一緒に考えました。

少しずつ「できた!」を積み重ねていき、取り組まないと言う姿を変えていきたいと願いながら関わりを深めていきました。
「今日はここまで!」と、学習や課題の目標を定め、見通しが立つように配慮も行いました。
目標が達成されると大好きなブロックや塗り絵、オセロができると約束されたことはお友達の楽しみになって行ったようです。

また苦手な課題のときは、すぐに投げ出さず、諦めないで済むようコツを教えました。
例えば問題は上から順にやる必要はなく、できるところから考えていいこと、分からないところは質問したり辞書や本を見て調べたても構わないことを伝えます。

人との関わり方を学ぶために、初めは2、3人くらいの小集団から関わる機会を設け、トランプやオセロなど、遊びを通して集団活動のルールやマナーを学んでいきました。
おやつの時間や、季節ごとのイベントなどにも少しずつ参加する機会が増え、一緒にトランプをしたりブロックで遊んだり、仲のいいお友達も増えていき、次第に自分から積極的に関わることも増えていきました。
やがてお友達は、自分が使っているブロックを貸してあげたり、周りを気にかける言葉を掛けたりと、次第にコミュニケーションもしっかり取れるようになってきたようです。

笑顔と言葉が増えてきたお友達、最近はよく学校や家での出来事を話してくれるようになりました。
保護者様が気にされていた良かれと思ってすぐ仲裁しようとする姿勢は、お友達の優しい性格から起きるトラブルなので、たちまち改善することはありません。
しかし見通しを持った学びの積み重ねで、動く前に考えると言う変化が現れて始め、感情に振り回されて誤解を招くことを避ける術を少しずつ身につけているようです。

すぐ投げ出していた「わからないこと」も逃げずに向き合えるようになり、まず自分で解いた後、「先生合ってるか見て!」と確認しに来たり、「先生、辞書貸してください。」と調べて頑張っている積極的な姿を見せています。
その成長ぶりに先生たちも心から喜びを感じているといいます。
何より自分の力でやり遂げた後の笑顔には自信が満ち、一層輝きを放っているようです。

今後もお友達と一層関わり、未来を見据えて少しずついろんな「出来た!」と言う経験を積み重ねていき、達成感や自己肯定感に繋げ、考えて行動する姿勢の確立と、楽しく柔軟な会話ができるようにと幅を広げた取り組みを始めていきます。

COMPASS発達支援センター観音寺
所在地:〒768-0022
    香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328

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