COMPASS本部教室 頑張る君へエールを

火曜日のCOMPASSです。
今年はコロナの影響で子ども達、特に新1年生にとっては苦難の幕開けとなりました。
そんな春に本部教室にやってきたお友達。
保護者様は、保育園でもじっとしていられない我が子が小学校で授業を落ち着いて受けられるだろうか?お友達と仲良くできるか?など、気がかりなご様子でした。

折しも通学の時期が遅れに遅れたことを味方にして、利用の回数を予定より増やしてスムーズな学校生活への移行期間とできるよう希望され、その期間に社会性を身につけ、お友達とコミュニケーションが上手にとれるようにと希望を託されました。
小学校生活が楽しくスムーズに送れるようにと新しい環境に慣れ、学習や遊びを楽しくできるようになり、落ち着いて行動できるようになることを目標に支援計画は設定されました。

写真はイメージです

当初のお友達の様子ですが、落ち着かず、思い通りにならないとすぐに涙を流し、思いを言葉で伝えることができず塞ぎ込んでいました。
小学校では学習指導要領により、1単位の時間は45分と定められています。
その時間内は集中して授業に参加することができる忍耐力や、集中力を求められます。

しかし当時のお友達は気持ちがあちこちに飛び回り、こちらの声掛けに素直に応じることが出来ません。
気持ちの浮き沈みや気分のムラが目立ち、落ち着いて話を聞く、整理立てて行動することが難しそうに見受けられました。
そこで、COMPASSでは独自課題である「静かタイム」を活用することにしました。
「静かタイム」に慣れるまでは、先生が常に側について手厚くサポートできるように配慮しました。

「静かタイム」とは、綺麗な姿勢で着座し、手を膝に置き、黙ったまま静かに姿勢を保つという「静」の活動です。
慣れたお友達では30分もの時間、まるで座禅の僧のように体勢のキープが出来ています。
半分目を開いて行いますが、気が散りやすいお友達であれば目を閉じてから取り組みます。

この課題、お友達の場合は最初2、3分が限度でソワソワが始まり、口元が開いて声が出たり集中が続かなかったそうです。
それでも月日はお友達の頑張りを後押ししてくれ、何と15分も静かタイムを継続出来るようになりました。
着座して課題に取り組む時間も飛躍的に伸び、今では30分程度までは落ち着いて着座姿勢を保ち、課題を頑張れるようになりました。
成果もグンと上がり、以前はプリントも1枚が限界でしたが、現在は出されたプリントを複数枚続けて取り組むことができるようになりました。

5月下旬から学校が再開され、新しい教科書で学習が始まりました。
どうやら教科としての国語は苦手のようですが「ひらがな」は完璧に習得しています。
一方、算数を好み、特に計算が得意で、足し算、引き算のプリントは集中して頑張り、大抵は全問正解という実力を見せています。

写真はイメージです

活動を通して人との関わりのコツを掴み始め、ルールを守ってお友達とブロックやカードゲームをすることが出来るようになっているそうです。
それでも時折、頑固なところが顔を出し、他のお友達に譲ことが出来なくなることがあります。
そんなとき、自己嫌悪ですっかり塞ぎ込んでしまうところは変わっていません。
ただ前と違ってすぐに反省し、素直に「ごめんね。」と何とか伝えられるようになりました。
まだたどたどしさは残しますが、頑張って自分の気持ちを伝えようという立派な姿勢を見せています。

学校再開後は学童にも通っており、そちらでもお友達と楽しく過ごしているそうです。
保護者様の気がかりは、お友達の頑張りで少しずつ改善を見せるようになってきています。
これからも学習や遊びを通して、お友達や先生との関わりを通して、社会性やルールを学び、色々な状況に対応出来るようにと、お友達の頑張る日々を私たちは応援し続けていきます。

COMPASS発達支援センター本部
所在地:〒800-0251
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