COMPASS.Jr 意欲に見合った成長を得て

水曜日のCOMPASSです。
お友達は、北九州のCOMPASS Jrに一昨年の春から通い始めたシャイな女の子です。
保護者様はとても意欲がある反面、注意散漫なところもあり、成果に繋がり辛いということが気がかりだと話されていました。
ひとたび癇癪が起きれば突発的な飛び出しや、自分の膝を引っ掻いたりしてしまうこともご心配だといいます。
物事は丁寧に取り組みますが、マイペースで時間がかか李、またモノへのこだわりがあり、壊れたり紛失したりすると、長い時間ずっと気にしているのだとか。

お友達の明るい将来を願い、保護者様は「周りの人達と調和できるようになってほしい、また得意なことも伸ばしつつ、不得手なことにも挑戦する気持ちを育てられたら・・・」とのご希望でした。
託された思いを受けて立てられた個別支援計画は、まずは身辺自立から。
その日の気分で左右されることなく時間内に自分の身の回りのこと・・・例えば荷物の整理・上着の片づけ・手洗い・うがい・提出物を出すなどを問題なくできるようになること。
国語では漢字の読み書きを中心に同音異語や送り仮名までの理解。
そして算数では計算スキルの向上、図形や文章問題、重さや長さを理解できることを目標に。
また日記では、5W1Hを考えた構成で文章作れるように、また話し言葉でなく書き言葉で綴れるように導いていくことを目指します。

初めてCOMPASSに来た日、恥ずかしそうな姿が印象的だったそうです。
着座まではスムーズですが、綺麗な姿勢で座っていられる時間は短いものでした。
学習でも、50音唱和でも、静かタイムの活動でも姿勢の維持が難しく、都度、先生が声かけを続けます。
その日の体調や疲れ具合が活動へ大きく影響し、終わりまでの見通しが立てられないと集中が崩れやすく、辛そうに涙を浮かべたり、時には癇癪を起したりという状況だったといいます。
苦手なことへの自信のなさで音読では殆ど声が出せず、正しく読めているかの確認も難しかったそうです。
そこで先生は、お友達を別室に誘導し、他のお友達がいない環境でもう一度読みに挑戦です。
この活動方法が功を奏し、音読は個室で個別指導を継続するうちに次第にはっきりと声が伝わるようになってきたといいます。


学校のスピードに合うように配慮し、授業の進みに沿った学習を進めることにしましたが、文字を書くこと、教科書やドリルで調べることなどは、すでに学習した文字や調べる手順を忘れてしまうことがあり、定着に時間を要し、九九の暗唱や、文章問題も当時のお友達にとっては難題でした。
課題の学習ができないと、悔しくて泣き出してしまうお友達。
気持ちに寄り添おうと個室への移動を促しますが、そんな時には立ち上がることも出来ず、痛々しく膝を引っ掻き始めるお友達です。
先生は、お友達が引っ掻かないよう優しく手を握り、じっくりお友達のお話に耳を傾け、切り替えられるまで時間をかけて気持ちが和らぐのを待つのでした。

もうすぐお友達がCOMPASSに通い始めて3度めの春、4月には4年生になります。
時間をかければ、そして何度でも再挑戦すれば「できる!」ということをしっかり学んだお友達。
気持ちの切り替えがかなり早くなり、笑顔が増えたお友達が今日も元気に通ってきます。
まだ想定外のことが起こると癇癪を起したり、涙したりすることもありますが、以前のように固まってしまったり、引っ掻きはほとんど見られなくなり、皆に合わせて集団活動も笑顔で参加できるようになりました。
癇癪を起した日でも家庭では引きずることなく切り替えられて、落ち着いて笑顔で過ごせるようになっているといいます。
田中ビネーの検査結果でも、通常級でも可能な数値に上がってきたとの評価だったそうです。


今、お友達は「何が気になって、どう感じているのか」を言葉で表現できるようになり、人の話にも耳を傾け、受け止められるように飛躍的に成長を遂げています。

意欲に見合った努力で成長を遂げたお友達の未来は明るく輝いています。
COMPASSでは学習面だけでなく総合的な力の向上を目指し、歩みを続けていきます。

COMPASS Jr
所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5
連絡先:093-472-3288

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