COMPASS丸亀 隅っこから皆と一緒に

火曜日のCOMPASSです。
お友達がCOMPASS丸亀に通い始めて、いつの間にか3年半が経ちました。
大人しい彼女ですが、保護者様から誘われても出掛けようとせず、頑固にその場を動こうとしない。そんなところがありました。
逆に、促されて着座はできますが、長時間姿勢を綺麗に保つこと・・・これは苦手です。

お友達に願う成長について、保護者様は「身の回りのできることが増えるように。」また細かい作業が苦手なため「巧緻性が補完されるように。」
そして「言葉を得て、楽しいコミュニケーションへと繋がるように。」と話しておられたそうです。

個別支援計画にも「ひとりで出来ることを増やすこと。」や「人と関わりを増やす事で心身の発達を促していく。」という目標が設定され、ゴールへ向け、お友達のCOMPASSライフがスタートしました。

当初のお友達、長くは着座が出来ません。
近くに別のお友達がたくさんいる場所よりも、ひとり離れた場所に行き、何をするでもなくじっとしています。
激しい怒りのような拒否感情を見せる事はありませんが、嫌いな課題のときは不意に動かなくなったり、机の上の教材や課題を落としてしまう行為が見られます。

いきなりお勉強!という感じの活動はまず拒否したい様子です。
そこでお友達の好きな手遊び歌をやってみると、気分はノリノリに。
そのまま、洗濯バサミを使って指先の微細運動へと流れを進めていきます。

当時の学齢は1年生でしたので、どこでも困らないように私物の準備や片付けの手順を学びます。
習慣化に繋がるようにと、できるだけアドバイスだけで自主的に動けるよう導きます。
COMPASSに着くと、まずご挨拶、荷物をしまい、先生に連絡ノートの提出です。
ご挨拶のときは、全く発語はありませんがおじぎで挨拶。

トイレの練習も頑張っていて、紙オムツですが脱いだり、上げ下げはうまくやれていました。
COMPASSの流れが理解できてくると、少しづつ設置してある玩具などで遊ぶようになったり、隅っこにいるだけでなく、他のお友達との関わりも見えてくるようになっていきました。

お友達が通い始めた夏の走りから秋になる頃には、片付けや挨拶、手洗い、着座といった行動が習慣化され、声かけや誘導によりスムーズに動けるようになってきたそうです。
厚い殻を覆う薄皮を1枚1枚剥がしていくかのようなこの3年半。
手先を使った作業もだいぶ上手になり、笑顔で過ごせるようになってきました。

お友達が通い始めて3年目、新しい生活様式を覚えるという必然的な課題にぶつかります。
お友達はマスク着用が嫌で、教えても教えても大泣きでした。
それは今でも課題の1つですが、繰り返し練習を重ね、マスクを出されてもひどく嫌がるところから、少し慣れた様子を見せ、数分ではあるものの泣かずに着けられるようになりました。
この課題はお友達の命を守るために最重要な習慣となりますので、今も繰り返して練習を継続しています。

春には3年生に進学するお友達。
今後は衣食住の基本、また自分の身の回りのことが完璧にできるようにとお友達の活動課題をステップアップです。

すっかり笑顔になったお友達と気持ちを通わせられたら・・・それが会話だったらどんなに楽しいだろう・・・
そんな未来への第1歩として、まずは身振り手振りで気持ちを表現出来るように、日々様々な角度からのアプローチを続けていきます。

COMPASS発達支援センター丸亀
所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東2丁目75-1
連絡先:0877-85-3428

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