COMPASS佐賀中央 火災想定の避難訓練にて

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央で今回行われた避難訓練は「火災」を想定してのものでした。
今年度最後の避難訓練が行われたのは真冬、1年間で一番火災が多いとされています。
今回もお友達2名、先生5名が参加した訓練となりました。

家庭で起きる火災の出火原因・火元は第1位がコンロ、2位がタバコ、そして3位が放火となっています。
COMPASSには3位までの火元は考えられず、今回想定したのは「電気火災」です。
電気火災とは、配線器具、電灯等の配線、電気機器及び電気装置による火災を指します。
1位から3位までの火災が減る中で、平成6年以降、唯一増加傾向にあるのがこの電気火災。

その中で特に気になるのが「トラッキング現象」による電気火災です。
「トラッキング現象」とは、コンセントに差しっぱなしのプラグに、溜まったほこりに湿気などの水分が付着し、電気が流れて、炎が発生するという現象で、厄介なことに電気製品を使用していなくても、電源が「OFF]であっても、コンセントにプラグが差してあるだけで発生するのだそうです。

また電気コードの経年劣化や、断絶で起きる「電気ショート」も火災の原因です。
コードが古いと許容電流(電気許容量)が少ないことや、タコ足配線や家具などで押しつぶされてしまったりしたことによる負荷で、いきなり炎が発生するものです。
小まめな掃除や確認は、感染症予防の観点からだけでなく、電気火災への予防になりそうですね。

今回は火災を発見したという想定で
1.大きな声でどこへ避難するのか指示。
 (煙が充満しているという想定で、静かに口に手をあて、姿勢を低くして避難することを知らせる。)
2.事業所前の駐車場に避難する。
3.人数確認(児童・職員の点呼)
 ここまでで訓練終了としました。

もちろんコロナ禍での訓練は、大きな声を出さない、ルールを守る、三密を避け距離を取るということには細心の注意を払い、お友達ともしっかりお約束です。
お友達は皆初めの注意事項のお話から、段取りの説明、そして避難指示から終了まで慌てず、騒がず退出し、避難することができました。

避難訓練終了後の反省会では「誘導する担当、最終確認しながら後を追う担当、指示のとおりにくいお友達に寄り添う担当がそれぞれ素早い判断で誘導できるように、先生も訓練を繰り返しながら、より迅速に的確な行動ができるようにしていくことを確認しました。

COMPASS発達支援センター佐賀中央
所在地:〒849-0922
    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
連絡先:0952-97-7358

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