COMPASS.Jr ほっこりと春の花がほころぶように

月曜日のCOMPASSです。
北九州のCOMPASS.Jrの放課後等デイに通うお友達、この3月いっぱいで通い始めて2年になります。
お友達は思うようにいかないことにイライラを見せ、物を投げたりと当たってしまう行動があるのだそうです。
保護者様が願っておられたのは、身の回りのことや様々なことができるようになり、成長してほしいというものでした。

当時、小学校4年生のお友達。
まずはCOMPASSの基本である着座姿勢での集中をマスターするためにも、個別支援計画では、まず「ひらがな」「カタカナ」の読み書きをを設定します。
また、関わりの中で善・悪を判断できるように学び、集団生活の中で皆と仲良く1つのことができるようにと促していこうという狙いを定めました。

例に漏れず、お友達もやはり着座姿勢の維持は難しかったと言います。
学習中には離席が多く見られ、気に入らないと学習プリントを破ってみたり、事業所の電気をいきなり消すなど更に激しく抵抗することもあったそうです。
先生の説明を最後まで聞くこともせず、気ままにあらゆる抵抗を見せ、それはまるで試し行動のようだったと言います。

先生はお友達が離席するたびに、「戻って座りましょう。」と、繰り返し声をかけます。
戻ってもまたすぐに離席してしまいますが、また先生はお友達の近くに行き、戻るように促します。
離席しては声をかけ、また同じように繰り返し…という日々はかなりの間続きました。
部屋の電気を消された時は、お友達に「いきなり部屋の電気を消されたら、あなたはどう思うかな?」と問いかけ、周囲にどんな影響があるかを考えられるように促しました。
その場では反省している様子のお友達ですが、隙を見て同じことを繰り返します。
その度に同じように考えるように促し、どうしていけないのか?と諭し続けたといいます。

お友達がCOMPASSに馴染み始めた頃、少しずつ積極的に課題に取り組む時間が長くなり、1年経った頃には、次第に突発的な行動が見られなくなっていきました。
やはりその頃から、枠の中に収まりきれない状態ではありますが、ひらがなそのものの書き取りも問題なく書けるようになり、数字の認知と増減についても1つずつの加算についてはマスターできています。

最近では笑顔も増え、生活の一連の基本動作もスマートになってきて、来所すると上着を自分でハンガーに掛け、声をかけると手洗い・うがいも抵抗なく行うようになりました。
集団活動にも仲良く参加できています。
まだ時折感情を剥き出しにして物を投げることもあるのですが、その都度繰り返しの声掛けでしっかり考えて反省を促し続けていると、少しずつ落ち着き、成長が見られるようになってきました。

4月には中学生になるお友達。
お友達に身についてきた楽しく学ぶ姿勢をそのまま伸ばし、学習面では1桁の数字の加算のマスター、簡単な文章の作成などへとステージを上げていきたいと思います。
2年過ごしたCOMPASSに、春には新しい下級生のお友達も加わってきます。
ほっこりと春の花がほころぶような笑顔で、COMPASSのお姉さんとして年下のお友達のお手本になれるよう、優しい上級生になってもらえるよう、これからも厳しくも温かい支援を継続していきます。

COMPASS Jr
所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1丁目3−5
連絡先:093-472-3288

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