COMPASS須崎 重い扉が開くように

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS須崎のお友達は2年生。
通い始めて1年になろうとしています。

お友達は発語がなく、保護者様は娘とのおしゃべりができたら…と願っておられました。
また日常生活でできることを増やして身辺自立の力が育って欲しいとも希望されていたそうです。
個別支援計画に記載されたお友達の目標は「語彙の学びと獲得」「トイレ、身の回りの事が自分で出来ること」が設定されました。

桜の頃のお友達は、発声もなく、とてもおとなしい印象でした。
COMPASSには様々な年代のお友達がいたり、目を引くカラフルな教材や玩具、絵本などもたくさん置いてあります。
でもお友達はどれにも関心を示すことはなく、ただ部屋を歩いて回るだけだったそうです。

お友達の気持ちが図れず「何に興味があり、何だったら興味を持ってくれるのだろうか?」そう模索しながら日々取り組んだといいます。
適応能力を図り、また育てるために選択したのは、写真カード、絵本、カラーボンボン、ファスナー、ひも通しなどの課題。
トイレのトレーニングについては、決めた時間が来ると、その都度声掛けを行うように試みました。

集中しているとは言えませんが、ともかく着座はすぐに慣れたお友達。
来る日も来る日もカードを見せてはお友達がまだ知らないものの名前を教えていきます。
最初の頃はただ目の前で示されるカードをただ眺めていたものが、次第に目で追う様になり、じっくり見る様にと変化していきました。

感情がわかりづらいお友達でしたが、次第に喜怒哀楽を声や態度で表せる事が出来るようになってきました。
やがて、ひまわりが咲く頃には先生が伝えている言葉の意図を理解して指示に従った行動をする姿を見せる様になりました。
まだトイレも声をかけてから動き始めますが、素直に従うまでの行動が素早くなっていきました。

発語にはまだ時間と経験の積み重ねが必要とされる様ですが、うなづいたり、答えようと気持ちや意志を込めた発声は、頻繁に聞かれる様になってきたそうです。
まだお友達のコミュニケーションは「言葉」を通しての会話ではなく、発声で表現するだけにとどまっていますが、その言葉はしっかり伝えようとする気持ちがこもったものだと伝わってきます。

また桜の季節がやってきます。
これからもっとお友達の時間と経験が自信というテコとなり、世界に繋がる重い扉を少しずつ開ける様に、明るい未来を拓いていきたいと願います。
これからも温かく、毅然と、そして諦めない姿勢でぶれない関わりを続けていきます。

COMPASS発達支援センター須崎
所在地:〒785-0036
    高知県須崎市緑町9-27 須崎保岡ビル2F
連絡先:0889-43-9328

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