COMPASS大村Link 2度目の春に向けて

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村Linkに通うお友達は小学校1年生。
系列のCOMPASSから数えて4月で1年になります。

当初の保護者様から伺ったところによると、お困りごとは度々起きる兄弟喧嘩。
また言葉の成熟が未完成で、説明のような長い文章を話すことが苦手。
言葉の拙さがお友達に苛立ちを誘ってしまうようだということでした。

お友達の個別支援計画は言葉の成長を願うものとなりました。
言葉の成長を見えやすい形で感じてもらうように、ひらがなの特に苦手な促音・撥音・拗音・長音を補完していき、カタカナの読み書きまでを目指します。
数についても足し算、引き算の基礎と集合数という概念を育てるように導きます。

お友達も例に漏れず、当初は着座姿勢を保つことができません。
先生に限らず、相手の話を聞くことができませんでした。
課題をやろうと取り組む様子を見せても、周りが気になり始めるとすぐ離席です。
お友達の気持ちを聞こうとしても、会話の組み立てに要領を得ず、伝わる言葉を選んで話せませんでした。

苦手なことには集中できないようなので、まずは身近な絵が載っている「絵カード」で語彙の定着と、プリントでの制作活動などを通して楽しく課題を完了させることを目指しました。
それでも度々離席が目立つので、その度に先生が迎えに行って諭します。
一定時間課題に取り組んでもらいたいと先生が工夫した強化子はドラえもんの塗り絵です。
ここまで頑張ったら「ドラえもんの塗り絵やろうね。」と理解しやすい目標はお友達の目を輝かせました。

語彙の理解と、経験値の少なさもあって話から概要がイメージを得られないでいるお友達。
話しかけてもわかっていない様子を見せたときは、先生は言葉を置き換えたり、表現を替えてより具体的に伝えるように試みました。
まだひらがな50音の読み書きは、繰り返し書くことでマスターを目指しました。
もちろん、出来た時には褒めて、褒めて自信に繋がるように働きかけました。

お友達には「静かタイム」が有効でした。
まずは話し手に注目してもらえるように、また心を落ち着けるために静かタイムを活用します。
利用開始から2ヶ月ほど経つと、お友達の様子に変化が現れてきました。

気持ちを伝えようと、一生懸命に話そうとする姿勢が見られるようになり、嫌なことがあったときでも自分の気持ちや状況の説明ができるようになってきました。
50音順は表があれば読めるようになり、自分の名前は書けるようになりました。

最近は離席も減り、コミュニケーションの力がついてきたせいか、保護者様の悩みだった兄弟喧嘩が減ってきて、仲良く過ごすことができるようになったと保護者様も喜んでおられるのだそうです。

もうすぐ2年生になるお友達。
2度目の春に向けて、更に気持ちを言葉で伝えることが出来るようスキルアップを目指します。
たくさんのお友達と楽しく会話ができて、学ぶことは楽しいと感じられる春であるようにと願って関わりを継続していきます。

COMPASS発達支援センター大村Link
所在地:〒856-0832
    長崎県大村市本町328-1-206
連絡先:0957-46-3238

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