COMPASS本部 感染症研修会にて

月曜日のCOMPASSです。
今日は、本部教室の先生が「感染症について」の研修会に参加した時の情報をお伝えします。
研修会では、感染症の種類や症状と、感染経路について学びました。
ウイルスや細菌は、あらゆる経路から私たちの口や鼻から喉(気道の粘膜)に入り込んで体の中に進入します。

その経路は次の4つの経路に分けられます。
 
空気感染 ▶︎ 麻疹(はしか)、水痘(水ぼうそう)、結核
ウイルスや細菌が空気中に飛び出し、1m以上超えて人に感染させる。
 
等飛沫感 ▶︎ 百日咳、風疹、インフルエンザ、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)等
ウイルスや細菌がせき、くしゃみなどにより、細かい唾液や気道分泌物につつまれて空気中に飛び出し、約1mの範囲で人に感染させる。
 
接触感染 ▶︎ 咽頭結膜熱(プール熱)、インフルエンザ等
皮膚や粘膜の直接的な接触、または医療従事者の手や医療器具、その他手すりやタオルなどのような物体の表面を介しての間接的な接触により、病原体が付着することで感染する。
 
経口感染(糞口感染)▶︎ 感染性胃腸炎(ロタウイルス)、感染性胃腸炎(ノロウイルス)等
ウイルスや細菌に汚染された食べ物を、生または十分に加熱しないで食べた場合や、感染した人が調理中に手指等を介して食品や水を汚染し、その汚染食品を食べたり飲んだりした場合に感染。
糞便が手指を介して経口摂取される場合を特に糞口感染といいます。

『手』は人間にとって便利な道具。
しかし同時に、微生物にとっても感染のための便利な媒介物。
感染対策における最も基本的な要件として、手洗いの励行があります。
私たちの手指は病原性微生物の伝播媒体となるため、正しい手洗いをマスターし、目的にあったレベルの手洗いが常にできるようにしておく必要があります。
 
正しい手洗い手順を守り十分な時間をかければ、石けんと流水による手洗いでほとんどの通過菌を除去することが可能ですが、抗菌成分入りの薬用石けんを使用するとより感染予防になるとか。
さらに、感染症の流行が懸念されている時期などには、手洗いにアルコール消毒も行うことで予防に気を配るといいそうです。
 

と、ここで写真をご覧ください。

 

これは、散々手洗いについて研修で学んだ後、実際に手洗いをしてみた後の写真です。

誰もが、自分はちゃんと洗えてると自信満々でしたが・・・

 

ブラックライトでちゃんと洗えているかを調べてみると・・・。
こんなに洗い残しがありました。

手洗い、なかなか奥が深いです。
「泡だてて」洗うのには少しコツが必要なので、泡で出てくる手洗い洗剤を推奨されていました。

手洗いと同じようにうがいについても励行されている習慣ですが、最近の報告では、風邪については一定の予防効果があることがわかっています。
水でのうがいは何もしない時と比べて40%も予防効果があるといわれ、こんな報告もされています。

「浜松医科大学の野田龍也助教(公衆衛生学)らは、研究者から疑問視されているにもかかわらず、日本国内でうがいが推奨され続けていることを不思議に思い、調査を実施した。
調査は、2006年1〜2月の20日間、福岡市の保育所145か所で、2〜6歳の子ども1万9595人を対象に行った。
保育所で1日1回以上、水道水や緑茶などでうがいを行ったグループと、行っていないグループに分け、37.5度以上の発熱をした子どもの割合に差があるかどうかを調べた。
その結果、うがいをする子どもが発熱する割合は0.4%だったのに対し、うがいをしない子どもは1%が発熱。
また、緑茶でうがいをした子どもが最も発熱しにくく、食塩水、水道水の順に発熱者の割合が増えた。」
緑茶、食塩水、水道水の順にうがいの効果があるようですね。
市販のヨード剤については、さほど効果がなかったという報告もありました。
ただし、インフルエンザについては、うがいは効果が認められません。
 
1番の予防はやはり手洗いだといいます。
早い流行を見せているインフルエンザ。
COMPASSでもしっかりと手洗いをお友達も先生も行なっていきたいと思っています。
 
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