COMPASS吉富 平和学習の宇佐で願うこと

日曜日のCOMPASSです。
COMPASS吉富は、お友達の平和学習に、宇佐市に残る戦時中の遺構を社会見学に選びました。
見学においては、お友達がショックを受けないよう、言葉を選び、配慮した見学プランを立てました。
 
「永遠の0」という小説や映画をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
岡田准一さんが演じたこの映画の主人公・宮部久蔵が所属していた部隊が721部隊です。
第721海軍航空隊は、航空機の特攻専門部隊で神雷部隊とも呼ばれ、宇佐にもその一部がありました。

昭和14年に宇佐海軍航空隊が開隊、艦上機の搭乗員を養成するため、多くの航空隊員が宇佐で訓練。

太平洋戦争の開戦から3年後の昭和19年「桜花」という兵器が開発されました。

 

「桜花」はエンジンのないグライダーのような機体に1.2トンもの爆弾を積み、人が乗ったまま爆薬と共に敵機に突っ込むいわば人間爆弾。
一式陸上攻撃機という戦闘機の下に「桜花」を吊るし、攻撃目標まで運んで行って切り離す目的でした。
しかし、その殆どが目標にたどりつく前に「桜花」と共に撃ち落とされてしまったといいます。

昭和20年、第721海軍航空隊は宇佐海軍航空隊でも特攻隊が編成され、154人もの若者が命を落としました。
宇佐市内には現在でも軍用機を格納した掩体壕(えんたいごう)や、機銃掃射の痕が残る落下傘整備所など、多くの戦争遺構が残されています。

当日は市の教育委員会からガイドとして一人同行していただきました。
この地から出撃して数多くの命が失われたこと、
基地周辺で多くの民間人が空襲で犠牲になったこと・・・

太平洋戦争から73年。
お友達は勿論ですが戦争を知らない世代は先生も同じです。
難しいことはわからなくても、お友達は少し悲しみを感じていた様子です。

見学を通して、命の尊さ、平和の大切さを学んだお友達。
戦争の怖さより、人に優しく、みんな仲良くすることの大切さ、争うことの無意味さ、命はかけがえのないものだと、肌で感じて理解してくれたようです。
 
お友達の将来に二度と戦争という悲劇を繰り返すことのないよう、笑顔いっぱいの素敵で輝く人生であるよう願ってやみません。
 
COMPASS発達支援センター吉富
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