COMPASS武蔵新城 手作りの影絵の活動

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城では、10月のイベントとして「影絵」がおこなわれました。
影絵のテーマはお友達が大好きな絵本から「おおきなかぶ」「3匹のこぶた」の2つのお話です。

厚紙に鉛筆などで作りたいものを下書きし、線にそってハサミとカッターで切り抜く作業から始めます。
影絵作りの最初は紙を切るところから。

「先生、どこを切ればいいですか?」と尋ねるお友達。
「これ、どうなるんだろう…?」とワクワクのお友達。
皆それぞれ手にした厚紙を下書きの線通りにハサミで切り抜きながら自然に会話が弾みます。

紙を切り終えたら、次に絵本の音読練習です。
ここでもお友達同士で「どこ読むの?」「ぼくは、ここを読むよ!」とお話ししながらそれぞれのパートを練習しました。

さあ、いよいよみんなが楽しみにしていた発表です。
照明を落とした暗くした部屋に移動します。
懐中電灯で壁に影が映ると「すごーい!」という歓声。
観るグループと発表するグループに分かれ、発表を目を輝かせて観るお友達。

発表するお友達はちょっと緊張しているようです。
2本の童話では、それぞれのお友達が自分の役割をしっかり演じ、個性溢れる素敵な物語が語られました。
発表のあとは、懐中電灯で色々な角度から自分の作った作品を照らし、影の変化を楽しんでいました。

影絵が終わると、最後にそれぞれ感想文を書きました。
「気がついたこと」「工夫したところ」「お友だちの発表を聞いて思ったこと」を作文用紙に書き進めていきました。

「ゆっくり話すことに気をつけました。」
「レンガの家をやったので動かないようにしました。」などなど…

活動で自分自身の経験したことや感想以外にも、周囲のお友達が工夫していたことに気づき、感想文に織り込んでいたお友達もいて、堂々と発表する姿はとても誇らしかったと言います。
お友達なりに様々なことを考えて影絵の活動を頑張ったのだと、素晴らしい成長を確認できた先生もほっこり嬉しい気持ちになりました。

今回はみんなが知っている絵本の影絵を通じて、光と影への知識が向上し、また作品作りでも発表でも個々の表現力の成長が確認できました。
お友達同士が協調し合い、声を掛け合い、一つの作品に繋いでいく姿は微笑ましくも素晴らしかったそうです。
11月には巧緻性を高める目的もあり、ペープサート作りが行われ、それぞれお家に持って帰って保護者様に見ていただいたそうです。

武蔵新城だけでなく、COMPASSでは毎月テーマを決めた活動がおこなわれています。
季節は冬へ、そして12月と1月は一年で最もイベントや活動が目白押しです。
また次回も全国のCOMPASSのユニークな試みやイベントをご紹介していきたいと思っています。

COMPASS発達支援センター武蔵新城
所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481

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