COMPASS佐賀中央 失敗を恐れずに(1)

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央のお友達、この春1年生になってから通い始めました。

お友達は文字を読むことが苦手です。
教科書の文章も一文字ずつしか音読できず、単語のまとまった読み方ができませんでした。
失敗が怖くて、文字のなぞり書きなどでも間違えたくない意識が働いてしまうために書きたがらなかったり、頑張って取り組んでも失敗してしまうと苛立って鉛筆を投げてしまうこともありました。

保護者様はまずお友達がただ「COMPASSに楽しく通って欲しい。」と願っておられました。
個別支援計画では、COMPASSに慣れて色々なことに取り組めるようになり、やがて自分の気持ちを伝えることが出来るようになって欲しいということを目標にします。
そして、まずは単語読みが出来るようになることを目指します。

療育の成果を狙って選択した課題は「COMPASSのプリント」です。
COMPASS独自で開発したこのプリントは、月例プリントと呼ばれるもので、言語・数・そして知覚を総合的に伸ばす構成になっています。
ひらがなのなぞりも一筆で完結する「し」や「く」といった取り組みやすいものから始まり、複雑な構成になっていき、だんだん返しのあるような「ぬ」や「あ」のような書き方が難しい文字へと移る構成になっています。

子どもたちの多くは数字の1と物の1個が同じ1という認識をするまでに時間を要します。
さらに大小が異なるおはじきの1個と、ゾウの1頭は違う印象を持つ子どもが多いので、これをどちらも数字の1であると理解していきます。
COMPASSの数認知のプリントは、まずどっちが大きい?どっちが多い?と絵を見て指差しするところから始まり、数についての感覚を育てていき、数の増減でも実際におはじきやタイルを動かしながら、手で操作して、目で確かめて、数が増えたり減ったりすることから数字への理解を深めていきます。

お友達は「失敗したくない」ので、プリントを目の前にしてもなかなか取りかかれないでいました。
課題を提示すると嫌がり、失敗すると癇癪を見せる場面もありました。
そこで先生は課題を提示する前に「間違えてしまうこともあるかもしれないけど、全然大丈夫。間違えるところがわかったら、そこをできるまで先生と一緒にできるまで何度でもやっていこうね!」と優しく促しを続けました。

元々苦手意識のある学習ですので、いつまでやればいいのかなと不安そうな様子のお友達。
そこで先生は、終わりの見通しのイメージをつけられるように、事前に予定を伝えることにも努めました。
お迎えの車内で、できるだけ明るく、できるだけわかりやすい表現で「今日やること」を話しながら安心して来所できるように配慮していきました。
やがてお友達の様子に明るい兆しが見られるようになってきましたが、それはこの秋の初めの頃だったと言います。
(後編に続きます。)

COMPASS発達支援センター佐賀中央
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    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
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