COMPASS.Clover 笑顔から発語へ(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS Cloverのお友達は一昨年の秋から通ってきています。
当時、年中さんのお友達は発語がなく、着座できる時間も短かったといいます。

保護者様はお友達に言葉が出るようになって欲しい、また着座できるようになって欲しいと願っておられました。
支援計画はCOMPASSで”楽しいこと”、”嬉しいこと”といったいろいろな出来事を経験し、たくさん声を出すように試みます。
COMPASSでの活動を通して着座して相手の話が聞けるようになることを目指していきます。

Cloverには理学療法士がいます。
利用する日には理学療法士の指導のもと、運動療育から始めます。
運動の間にもたくさん声をかけ、受容言語の反応を促すことから始め、次いで体を動かして楽しい経験の中で発語を促すように心がけました。
「座りましょう」と声をかけて、着座に誘い、着座姿勢で発音を練習したり、吹きもどしを使って息を吐く練習をしていきました。

軽く体を動かした後、着座して口の体操、発音練習、絵カード、絵本、プリントA1、A2などを活用します。
絵カードを見せて言葉の模倣を促し、口の形や声を真似できるように繰り返し発語を期待して取り組みます。

どんな活動でも反応を見せたとき、着座指示に従って座れたとき、一つひとつできたことややろうとする姿勢が見られたとき、大仰なくらい褒めてノリノリの気分にしていきます。
先生はお友達が喜ぶ「笑いのツボ」を探し、まずはお友達が笑い声を上げられるように促しを続けていきました。

こうしていつも笑顔で、楽しい活動で発語を求めて練習を繰り返していきました。
すると、少しずつ判然としなかった声が言葉の形を取るようになっていき、反応を示すようになったのは利用開始から1年経った去年の10月くらいからだったそうです。
(後編へ続きます)

COMPASS.Clover
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