COMPASS高知Jr シャイな少年から大人の眼差しへ(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS高知Jrのお友達との活動の日々はゆっくりと過ぎ、緩やかなカーブを描いてお友達も成長を見せ始めます。
明らかにこれまでとは違う手応えを感じるようになったのは、昨年の2月ごろからでした。

まず変わったのは言葉に対する意識と言葉遣いです。
以前は強い口調に感情が大きく揺さぶられると、気持ちが真っ逆さまに落ち込み、涙を見せていたお友達。
しかし、そんな場面でもお友達はもう泣かなくなっていました。
以前は平気で相手に投げていた人を怖がらせてしまう「撃つ・殺傷する」などの暴力的な言葉や、「イライラする・ストレス・腹立つ・先生マイナス」など、ひどく重たいネガティブな言葉も、最近は聞くことはなくなってきました。

 

周りのお友達との関わりは自然に増えてきて、一緒に遊ぶ姿も見られるようになってきました。
お友達と関わる中で、こう言われたらどう思うだろう?、そんなふうにその立場になった相手のことを自分に置き換えて考えることができるようになり、“嫌な気持ち”という感情をしっかりと理解できるようになってきました。
そして笑顔で自分からお友達に話しかけたり、楽しく遊んだりする姿を見せるようになり、まだ拙い表現ではありますが、堂々と自分の意見や思いを言葉で伝えられるようになってきました。
そんなときにもお友達にかける言葉を選べるようになっていて、その様子にお友達の学んできた歴史が現れています。

生活動作も大きく向上してきました。
昨年4月、小学校の最上級生になった頃にはお風呂に1人で入ったり、1人で登校したりと、少しずつ1人でできることが増えてきて、保護者様も大いに成長を感じていると話されていました。
難しい!わからない!と投げ出していた苦手な漢字も苦手意識を克服し、最後までやり遂げられるようになってきました。
この頃からお友達の態度にも変化が見られるようになり、あれほど頻繁だった手を口に入れたり、爪を噛む様子もほとんど見られなくなってきました。

COMPASSの玄関に着いても入室できなかったお友達、見慣れない新しい担当になった先生にも挨拶もできなかったお友達、シャイで自信もなかったお友達、二言目には「COMPASSやめたい」が口癖でしたが、最近のちょっと大人っぽくなってきたお友達によれば「COMPASSはリラックスできる所なんだ。」とのこと。
本のお読み聞かせも先生からお友達へ選手交代です。
お友達が朗読してくれるとき、先生が見やすいように本を向けてくれる配慮してくれるのだそうで、相手を考えて行動できることが多くなったと嬉しい気持ちにしてくれるのだそうです。

実はこの春、お友達はCOMPASSを巣立ちました。
お友達のために開かれた卒所式では、大勢のお友達の前で今まで頑張ったことや、今後頑張りたいこと、最近楽しかった外出先での出来事などを堂々と、とても上手に発表してくれました。
この数年COMPASSで得た多くの学びを胸に、これからは自分の足で1歩1歩踏みしめながら未来を目指してくれることでしょう。
もう通ってくることはありませんが、私たちもお友達の未来に心はいつも寄り添っていきます。

COMPASS発達支援センター高知 .Jr
所在地:〒780-0925
    高知県高知市西町86-1
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