COMPASS古賀 模倣から心の言葉へ(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS古賀のお友達が通い始めて3ヶ月、季節は春になり、お友達は幼稚園の年少さんになりました。
当初は発語がほとんどなく、コミュニケーションはお友達の身振り手振りだけでした。
着座を促しても座れず、座っても離席してしまいました。
元々場所見知りもあり、見慣れないCOMPASSでは不安になり、泣き出すことも多かったと言います。

着座を促し続け、離席をすると自主的に戻るように関心を惹き、座れたら頑張ったねと褒めました。
着座姿勢でカードや絵本を使って模倣を促し、少しでも発声できたら、上手にできたら褒めていきました。
何度も何度も繰り返して着座姿勢の維持ができるよう、お友達の頑張りをひたすら褒めていきました。

お友達は少しずつ模倣できる言葉が増えてきて、「できた!」という成功体験を重ねていきました。
お友達は簡単な言葉で気持ちを伝えるようになり、自分から先生やお友達に話しかけようとする姿も見られるようになりました。
しばらくすると「単語」から「会話」を意識するようになり、「が」「の」「を」「に」などといった助詞を使えるようになってきました。

この頃になるとお友達はリラックスした様子を見せ、楽しんで学習に取り組めるようになってきました。
離席も減り、着座時間も延びてきて、もう以前のように泣くことはなくなってきました。
最近では場面に応じた挨拶などが言えるようになり、相手の目を見て話をすることが出来るようになり、疑問に思ったことを自分の言葉で伝えようとするようにもなっています。

保護者様からも「発語が明瞭になってきて、語彙が増えて、楽しく会話ができるようになりました。」と成長を評価していただいています。
お友達がご家庭で「COMPASSに行きたい!」と、言っているとお聞きして、先生はとても嬉しかったと言います。

通い始めて1年と9か月、階段を駆け上がるように成長を遂げてきたお友達。
明瞭な発語ができるようになったお友達の言葉は、心を伝えるための大切な道具になってきています。
さらなる言葉の成長を目指し、長い言葉の応酬だけでなく、表現も豊かになり、相手を思った行動、言葉が言えるようにお友達同士で関わる機会を作り、楽しいおしゃべりができるように導いていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター古賀
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