COMPASS熊本 創意工夫と根気で(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS熊本のお友達が療育を開始してから1年、お友達の日常が少しずつ変わってきています。
理解できる語彙が少ないこともあり、先生の指示を聞いてもほとんど理解できていなかったお友達。
お友達が大好きな車のおもちゃを走らせて「街づくり」をする遊びを考案し、興味を惹きながら対話を試み、遊びの中で会話を織り交ぜながら、お友達目線でわかりやすいように伝える工夫をしてみます。

一つの課題が、指示が、1枚のプリントが、できたとき、頑張ろうとしたとき、先生はお友達がびっくりするほど喜び、たくさん褒めてくれました。
褒められて、気分がノリノリに高揚したお友達の意欲は、前向きになり、やる気にしっかり結びついて行きました。

そして、1年。
トイレに行くことが嫌でたまらなかったお友達は、トイレでの排泄をマスターし、行きたいとき自分から行くようになりました。
自分から話しかけたり、遊びに誘うなどは考えられなかったお友達、今では自分から話しかけ、遊びに誘うようになり、いつの間にかCOMPASSで初めてのお友達も出来たようです。
それまでは遊びの終了を告げられると決まって泣き出していたお友達ですが、今では先生の促す言葉だけで切り替えられる様になりました。

保護者様が願っておられたトイレでの排泄が出来るようになり、お友達と仲良く関われる様になり、ゲームや車の遊びを楽しんでいます。
また、お友達は当初から誰かの泣き声や大きな音に敏感で、園の運動会にも参加が難しかったそうですが、前回の運動会では競技に参加はできませんでしたが、会場にいることが出来る様になりました。
これからも苦手な環境も少しずつ慣れていってくれたらと願いながら見守りを続けます。

春には小学生になるお友達ですが、お友達とCOMPASSとの日々はこれからも続きます。
これまで通りたくさん関わり、しっかり見守り、変化を逃さず成長へと歩みを進め、活動を通して人と関わることの楽しさを理解し、やさしい気持ちで接することができるように導いていきます。

COMPASS発達支援センター熊本
所在地:〒861-8074
    熊本市北区清水本町22番34号
連絡先:096-342-4458

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