compass宇佐 毎日通うことで見えてきた変化(1)

こんにちは。今回は、compass発達支援センター宇佐に通う小学生のお友だちのエピソードをご紹介します。

お友だちは2023年9月からコンパスを利用され、最初は週2〜3回からのスタートでした。こども園では、じっとしているのが苦手で、急に走り出しては他のお友だちにぶつかってしまうことが多く、先生からも注意を受ける場面がよくありました。活動中も「気持ちが先に動いてしまう」様子が見られ、自分の番を待てなかったり、課題に口を挟んでしまうことも。

 

製作や絵画活動には興味があるものの、何を描いているのか問われると「分からん」と答えることが多く、テーマを意識した表現や色の選び方には個別の支援が必要でした。また、文字や数への関心も薄く、自分の名前も絵で判断して探す状態でした。

保護者様も「いつも焦っているようで落ち着かない」「体幹が弱く転びやすい」「言葉遣いが気になる」など、日常生活での困り感を多く抱えておられました。

 

そこでコンパスでは、まずは「安心して通える」環境づくりを大切にしました。人・場所見知りがあるお友だちには個室での個別療育を中心に進め、自分の思いを言葉で表現しやすい状況を整えました。活動中には背筋や足の位置に声かけをして正しい姿勢を意識づけ、洗濯バサミや紐結びなどを通して手指のトレーニングも丁寧に行いました。

療育を始めて2ヶ月が過ぎた頃には、「お友だちにぶつかることが減った」との声が。行動の切り替えや着座姿勢、発語の明瞭さにも少しずつ変化が見られ、自信を持って取り組める課題が増えていきました。

 

次回の後編では、就学に向けて小集団での取り組みに挑戦する姿や、学習面での成長、自分の気持ちを丁寧に伝えられるようになった様子をご紹介します。どうぞお楽しみに。

 

compass宇佐
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