COMPASS神埼リーフ 言葉で気持ちを伝えられるようになった日

こんにちは。今回は、COMPASS発達支援センター神埼リーフに通う小学2年生のお友だちの成長記録をご紹介します。

支援開始前、このお友だちは「やっていることを邪魔された」と感じるだけで激しく怒り、手を出すことがありました。言葉で気持ちを伝えることが難しく、不安や苛立ちが行動に出てしまうことがありました。

神埼リーフでは、「気持ちを言葉で伝える力」を育てる支援を重ねました。集団活動やプリント学習の場を通じて、怒りや不満を感じたときに「どうしてほしいか」を言葉で伝える練習を続けました。職員は、「~したかったんだね」「その気持ちをわかるよ」と、まず気持ちを受け止める対応を心がけました。そして、言葉で伝えられたときには、その行動をしっかり褒めました。

また、勝ち負けのある遊びや小集団での活動を通じて、「順番」「譲り合い」「交代」「話し合い」を経験する時間を大切にしました。これにより、相手への配慮や言葉でのやりとりの機会が増えました。

現在、このお友だちは暴力や物を投げることなく、言葉で気持ちを伝える場面が増えています。

ゲームで負けたときにも、「いいよ」「次はこうしよう」と言って気持ちを切り替えられるようになりました。おもちゃを使うときは「順番交代しようか」と声をかけて、自分から他のお友だちと関わることもできるようになりました。

課題は残りますが、お友達のペースで前進し、家庭や支援の場で、自分の気持ちを言葉で伝えることが増え、安心して過ごせる場が広がりました。

今後は、言葉で気持ちを伝える力をさらに伸ばしながら、さまざまな経験を通して「相手の気持ちを考える力」「思ったことを整理して言える力」も育んでいきます。そして、集団の中で自分らしく過ごせるよう支援を続けてまいります。

COMPASS神埼リーフ

所在地:佐賀県神埼市神埼町鶴1022番地5

連絡先:0952-37-8038

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