【COMPASS鍋島】言葉がなかったお友だち。「あいうえお」で伝えてくれた気持ちとは?

こんにちは。
今回ご紹介するのは、COMPASS鍋島に通っている年長のお友だちです。

 

利用を始めた頃のお友だちは、言葉での表出がなく、自分の気持ちをうまく伝えることが難しい状態でした。
思い通りにならない時には、ひっくり返って泣いたり、気持ちのコントロールが難しい様子も見られていました。
また、指示が通りにくく、順番を待つことや集団での活動にも難しさがありました。

 

保護者様からは、「言葉で気持ちを伝えられるようになってほしい。」「集団の中で過ごせるようになってほしい。」とのご意向がありました。
療育では、毎回の活動の中に口舌体操や50音表を取り入れ、まずは音や言葉に親しむことから始めました。
先生が一緒に発音しながら繰り返し取り組むことで、少しずつ文字と音のつながりを意識できるよう支援をおこないました。

 

学習中に離席が見られる際には、その都度やさしく声をかけながら着座を促し、お友だちの興味や気持ちにも配慮しながら環境を整えていきます。
特に、自分の興味のあるものに気持ちが向いたときには、職員と一緒に行動することで安心して活動に戻れるよう関わりを続けました。

 

やがて利用から数か月が経った頃から、お友だちの様子に少しずつ変化が見られるようになり、50音表を見ながら「あいうえお」を読むことができるようになり、それを使って自分の気持ちを伝えようとする姿が見られるようになりました。
「おいしい おやつ たべたいな。」といったように、発音が不完全な部分はありながらも、自分の思いを言葉で表現しようとする姿を見せるようになったことは、大きな成長です。

さらに、簡単な文章問題を読むことにも挑戦してみたり、「黄色で〇〇をしましょう!」といった指示文を理解して取り組めるようになってきました。
絵本も少しずつ読めるようになり、言葉への興味の広がりが見られます。
気持ちの面でも変化が見られ、思い通りにならない場面で頭を抱える様子はあるものの、以前のようにひっくり返って泣く姿はほとんど見られなくなりました。

現在では、「テレビを みせてください。」などの二語文も自分から伝えることができるようになり、保護者様にも大変喜んでいただいています。
職員としても、お友だちが言葉で気持ちを伝えようとする姿や、「伝わる」経験を積み重ねている様子をとても嬉しく感じています。

 

今後は、お友だちとの関わりの中で「かして」「かえして」などのやり取りを学びながら、コミュニケーションの幅を広げていくことを目標に支援を続けていきます。
来年度の就学に向けて、集団の中で安心して過ごせる力を育んでいきます。

COMPASS鍋島.

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