【中津Lead】言葉で伝えることが難しかったお友だち。少しずつ育ってきた伝える力

こんにちは。
今回は、COMPASS中津Leadに通ってるお友だちの様子をご紹介します。

利用開始当初のお友だちは、自分発信の挨拶や発言をすることが難しく、気持ちを言葉で伝える場面が少ない様子が見られていました。
また、トイレが間に合わないことや、学習後の片付けが苦手なこと、文字を書く際の姿勢やバランスの難しさなど、生活面や学習面でいくつかの課題がありました。
さらに爪や鉛筆を噛む癖も見られており、そんなふうに日常生活の中での困りごとが重なっていました。

保護者様からは「自分の気持ちを言葉で伝えられるようになってほしい。」「生活面でも自立して行動できるようになってほしい。」といった成長を願うご意向がありました。

療育では、まず日々の生活の中での基本的な習慣づくりから取り組みました。
来所時や帰宅前にはトイレ誘導を行い、タイミングを意識できるよう支援をおこないました。
また、トラブルがあった際には指導員が間に入り、お互いの気持ちを丁寧に聞きながら解決へ導くことで、「言葉で伝える」経験を積み重ねていきました。

爪や物を噛む癖に対しては、強く注意するのではなく、先生たちは優しく声をかけながら気付きを促し、代替行動としてスクイーズを使用するなどの工夫も取り入れました。
さらに、作業療法士による手先の訓練やなぞり書きの練習を通して、書字や巧緻性の向上にも取り組んでいます。

また、お友だちの興味のある「歴史」に関連したプリントや読書を取り入れることで、学習への意欲を引き出し、自信につなげていきました。

こうした関わりを続ける中で、今年の1月頃から少しずつ変化が見られるようになってきました。

現在では、お友だちに対して嫌なことがあった際には「〇〇せんで!」と嫌だという自分の気持ちを言葉でしっかりと伝える姿が見られるようになっています。
また、トイレの使い方も身につき、失敗してしまったときにも指導員に伝えることができるようになりました。
爪や物を噛む行動も、代替行動を取り入れることで少しずつ減少しています。

さらに、学習面では基礎学力が定着し、習った漢字を積極的に使う姿や、歴史への興味を広げていく様子が見られるようになりました。
計算スピードの向上など、学習への前向きな変化も感じられます。

何よりも印象的なのは、指導員からの提案だけでなく、「〇〇したい!」「やってみたい!」と自分から気持ちを伝えてくれるようになったことです。
主体的に行動する姿が増えてきたことに、大きな成長を感じています。

保護者様からも「学校や日常生活でも意欲的に取り組めるようになってきています。」と嬉しいお声をいただいています。

今後は、日常生活のさらなる自立に向けて支援をおこなうとともに、困ったときに周囲の人やさまざまな方法を活用しながら、自分で解決していく力を育てていきます。
お友だちが安心して自分らしく過ごし、将来の夢に向かって成長していけるよう、これからも引き続き支援を続けてまいります。

 

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