【木太Jr】座れなかったお友だちに起きた変化とは?

「じっと座っていられない」
「話を聞くことが難しい…」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
今回は、COMPASS発達支援センター木太Jrに通うお友だちの成長の様子をご紹介します。

利用開始当のお友だちは、座れず、室内を動き回ることが多かったといいます。
落ち着いて活動に参加することも難しく、集団では指示がなかなか入りにくかったそうです。
文字の読み書きについてもまだ習得途中の段階でした。

保護者様からは、「助けてほしいと伝えられるようになってほしい。」「お友だちとの関わりを増やしてほしい。」「読み書きができるようになってほしい。」といったご希望をいただいていました。

療育では、まず着座を覚えて座れるようになること、そして着座の習慣づくりから取り組み、離席してしまった際にはその都度声かけをおこないながら、着座姿勢で活動に向かえる時間を伸ばしていきました。

学習面では、プリントを使った読み書きの練習に加え、お友だち自身が好きだった恐竜のプリントを取り入れることで、「やってみたい」という気持ちを引き出せるよう工夫。
絵本の読み聞かせや言葉に触れる活動も継続し、語彙や表現の広がりを促していきました。

また、双子の兄弟との関係性が強く、事業所でも二人だけの世界に入りやすい様子も見られたため、それぞれ別の日に利用してもらうことで、それぞれ一人で活動に向き合う時間を確保し、家族でない集団の中での経験を積めるよう配慮しました。
こうした関わりを続ける中で、利用開始から4か月ほど経った頃から少しずつ変化が見られ始めました。

現在では、着座して活動に参加できる時間が増え、苦手だった集団活動にも参加できるようになってきています。
集団指示についても、以前に比べると少しずつ理解して行動できる場面が増えてきました。
学習面でも大きな成長が見られ、以前は文字の代わりに記号を書いていた状態から、ひらがなや簡単な漢字(川・口・目など)を書くことができるようになってきています。

また、特定の職員に対してですが、「助けて」と伝えることができるようになったり、困ったときには言葉で頼る姿も見られるようになってきました。
生活面では、自分から学習の準備や片付けを行おうとする姿も見られ、少しずつ自発的な行動が増えてきています。

保護者様からも、「いつのまにか文字が書けるようになっていて驚いた。」
「以前は落ち着きがなかったが、今では座って学習できるようになった。」とお友だちの成長を喜ばれており、職員としても日々の積み重ねが成果としてでていることを嬉しく感じています。

今後はさらに指示への理解を高め、何度も伝えるのではなく、1度の声かけで行動に移せる力を育てていくことや、自分の気持ちを言葉で表現できるよう支援を続けていきます。
これからも一人ひとりのペースを大切にしながら、安心できる環境の中で成長を見守っていきたいと思います。

 

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