COMPASS丸亀NEXT 母の願い、娘の歩み

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀NEXTに通い始めた女の子、あれから1年過ぎました。

当初、このお友達は全く話せない状態でした。
音と言葉の関係、物の名前と意味の一致が混乱してしまうようです。
もちろん「娘と話せたらどんなに嬉しいか・・・」と、保護者様の願いは切実です。

お友達の特性から、学習というスタイルよりも「体得」していくことをCOMPASSはプランに選択。
お友達の療育プランは、とにかく楽しく体を動かしながら学ぶと言うスタイルです。

まずは「壁タッチ DE 絵カード♫」
「壁タッチ」とは、先生が例えば「赤はどれ?」と聞くと赤い色をタッチするというもの。
通常この活動では聞かれたものの絵や形や色をタッチするだけで、同時に発語を促すことはありません。
お友達の場合に限っては先生が「電車」というと、続いてお友達が「で・ん・しゃ」と発語しながらタッチ!というスタイルにアレンジ。

言葉を言うだけでなく体も一緒に動かすので、動作と思考の連携を取っていこうと言うのです。
語彙をしっかり繰り返し、絵カードで認識させて一緒に壁をタッチ。
壁をタッチしながら「でんしゃ」と先生。
お友達も「で・・・しゃ」と真似ようと、なんとか一生懸命頑張ります。

楽しく壁タッチをやってみるお友達ですが、なかなか明瞭な音を発することができません。
慌てないで、ゆっくり、いっこ・いっこね・・・
急かさず、焦らせず、お友達の自信が持てるペースで、できる範囲で・・・先生はお友達の声を待ちます。
今日も、今度も、明日も、楽しい壁タッチは続きます。
やがて、本当にゆっくりでしたが一語一語の音が聞き取れる発音になっていく成長を見ることになります。
その成果はミラーリングという、言葉を真似る段階に繋がっていきます。

COMPASSの基本は、繰り返し、できるまで、何度でも。
これらを繰り返すことで、お友達は「バスはどれ?」と聞かれたら”壁タッチで言いながら答える”ということができるようになってきました。
最初の頃の何を答えたらよいか分からなくて、先生の見よう見まねで探っていた時とは、もう違います。

今、お友達は名前を呼ばれたら自分のことだと気付いて「はい!」とお返事ができるようになりました。
オウム返しであっても、話せる単語も増えてきて、発音も徐々に正確になってきました。
最近では流れを覚えてくれたのか、COMPASSに着くと自分から挨拶をする姿が見られるようになってきました。

「娘と話せたらどんなに嬉しいか・・・」
そこに至る道はとても遠いかもしれません。
たくさんの時間がかかるかもしれません。
でも確実に、1歩1歩、お友達の足跡は「その日」の願いへと向かっています。

COMPASS発達支援センター丸亀NEXT
所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
T E L :0877-35-7218

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