COMPASS熊本 ここからスタートを

火曜日のCOMPASSです。
2年前の2月の寒い日、お友達がCOMPASSにやってきました。
母の願いはコミュニケーション能力の向上。
相手の話が聞けるように、待ってあげられるように、また集中力を伸ばして座れるようになってほしい・・・そんな願いを語られていました。

写真はイメージです

 

支援計画に記されたのは、ご家庭の願いを叶えてあげたいという思いが詰まった内容でした。
穏やかに過ごし、相手の話を聞くことや、自身の思いを優しい言葉で伝えられるように。
個別や小集団での会話ややり取りを通じて約束事やルールを楽しく理解して行けるように・・・

写真はイメージです

 

そしてお友達のCOMPASSが始まりました。
当初、怒りを表すことが多かったお友達。
切り替えが苦手で、衝動的な行動が多く、怒って大声を出したり、我慢できずに泣くこともありました。
集団活動に参加しても他のお友達と同じペースで動くことが難しく、確かに皆と一緒にいるのに、お友達だけはひとりぼっちでした。

写真はイメージです

 

まずは、COMPASSの来所時や活動の節目に常に言葉かけを行い、行動の振り返りを一緒に考えます。
だんだんCOMPASSに慣れてきた頃からは、先生が先に立って適切な距離感や力加減のお手本を見せながら、来る日も来る日も練習・練習です。
次第に活動の流れがなんとなくわかってきた頃、言葉での理解を図るため口頭でも説明して、最初に何をするか、次に何をするかの理解を促し、切り替えをスムーズに行えるように促していきました。

「子供は飽きるもの」確かにそうですが、一定の知識や習慣は毎日の繰り返しの中で定着していきます。
飽きないよう工夫を凝らし、毎日お友達のキラッと光る一瞬を逃さないよう引き出し、習慣化・定着を図ります。
お友達が自分で選択する行動は、お友達の心で、そして頭で理解して、納得し、その結果すすんで行動ができるよう導きました。
お友達に理解しやすいよう、次の活動を目の前で示したり、カードを使ってみたり・・・
様々な工夫は先生たちにとってまるで挑戦のように繰り返し生み出されました。

あれから2年たち、お友達は今年長さんになり、いよいよ4月からは小学校へ。
思い通りにならなくても怒ったりすることなく、声かけに素直に従い、着座して集中することができるようになりました。
言われなくてもCOMPASSに着くと、靴を仕舞い、カバンを仕舞い、一連の流れに上手く乗って楽しく意欲的にお勉強もできるようになりました。

集団活動の様子を見ても、皆をよく見て、皆に合わせて活動する姿が見られます。
苦手だった切り替えも、どんな活動にも、上手に切り替えて参加することが出来るようになりました。
お友達同士の会話でも、自分がお話したいことをグッと堪えて待ち、相手のお友達の話すことに耳を傾ける姿を見せています。
発表会のときもしっかりと耳を傾け、集団活動に参加できている姿を見せ、先生たちも手放しで嬉しかったといいます。

日々の頑張りで素晴らしい成長を遂げたお友達。
進学を目前に控えた、まさにここからがスタートです。
これから始まる小学校生活が豊かで楽しいものになるよう、しっかりと支援を続けていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター熊本
所在地:〒861-8074
    熊本市北区清水本町22番34号
連絡先:096-342-4458

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