COMPASS武蔵新城DASH 思いを声にのせて・・・

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城DASHのお友達、春から3年生です。
ナイーブなお友達、言いたいことを伝えられないもどかしさを溜め込んでしまう傾向がありました。
なので、周りのお友達とうまく関われないことが多かったそうです。
追い詰められてしまうのか気持ちのコントロールができず、またルーティンではない突発的なことに気持ちが乗れず対応できないということもありました。

そんなお友達はCOMPASSに通い始めた頃、控えめで発言も少な目。

何でも自分の思いを言えず、譲ってあげてしまうことばかりです。
言いたいことはお母さんに言ってもらうという状態でした。
我慢を重ねて、心のもやもやが増えると気持ちのコントロールが難しく、そうなると少し大変だったといいます。

COMPASSの目標には、関わりをスムーズにしていくことが設定されました。
お友達との関わりの中で気持ちを受け入れられない時は、少しだけ先生が間に入って理解を深めるお手伝いを図ります。
コミュニケーションの基本は、まずあなたからどうぞという気持ち。
そしてお友達の番には、言いたいこと、思いを素直に相手に伝えられるられるよう促します。
お友達のなかにある不安を少しでも軽減し、新しい課題に前向きに取り組めるようにと願いながら課題を提案していきます。

お友達には特にグループ学習を取り入れ、意見交換する場面も取り入れてみました。
お友達が発言しやすいよう、思ったことを伝えられるような雰囲気作りに努め、そんなとき、先生はゆっくりと耳を傾けるように努めます。
そうやって、言いたいこと、思いが伝えられて嬉しい!という体験を増やしていきました。

しばらくは課題でも「う〜ん…」「…わからない」自信のなさからこのような発言ばかりが目立ちます。
いろいろなことを自己決定もできず、「どっちでもいい」といいますが、本心ではないため乗り気でない表情を見せます。
積極的に思ったことをどんどん言おう!間違ってもいい、言ってみて一緒に考えよう!
そんな体験が多くできるように場面を作っていきました。

決まったルールで過ごせないと、少しパニックになりがちなお友達。
COMPASSではおやすみしても振り替えて別の曜日に来ても大丈夫なんだよということを分かりやすく説明し、どの日なら来られるのかを先生と一緒に考えて自分で計画し、選べることを理解してもらうように努めました。
どうやらお友達の中で決まったルールがあって「COMPASSは◯曜日!」と決め、それを変更することに抵抗があったようでした。
お友達にしっかり理解してもらい、恐れなくていいんだとわかってからは、スケジュールの変更を受け入れられるようになって、COMPASSの回数が増えてきました。

少しずつ学習で「できた!」という経験が積み上がり、周りに気後れしたり、相手の顔色を見たりせず「言ってもいいんだ!」と勇気を出して話そうとするお友達の姿が見られるようになりました。
思ったことも、小さい声ながら発言するようになってきました。
お母さんがいなくても先生に自分の気持ちも伝えられ、振り替え希望日を決められるようになったことはお友達にとって大きな成長だと、ご家庭でもたいそう喜んでおられたとのことで、先生も本当に成長を実感して嬉しかったと言います。

ほんの少しの関わり、拘った考え方の方向修正、そして友達との関わりでは意見交換できるようにほんの少しのお手伝い。
きっかけ掴めたこと、そのチャンスを最大限に活かし、話すことができるようになったのは、実はお友達のなかに眠っていた力です。
これからは、また1枚、1枚と硬いベールを剥がし、苦手意識を軽減し、学習にも自信をもって取り組めるように一緒に頑張っていきたいと思っています。

COMPASS発達支援センター武蔵新城DASH
所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城2丁目5番9号2階
連絡先:044-948-7328

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