【岡山】言葉がなかったお友だち。自分の思いを伝えられるようになるまで

こんにちは。
今回は、COMPASS発達支援センター岡山に通っているお友だちの様子をご紹介します。

利用開始当初のお友だちは、発語がなく、意思を言葉で伝えることが難しい状態でした。
また、おむつが外れていないことや、歩行の不安定さなど、日常生活動作においても支援が必要な場面が多かったそうです。
さらに「物を投げる」「コンセントを抜いてしまう」「高い場所に登る」といった行動もあり、療育以前に安全面への配慮が必要な状況でした。

保護者様からは日常生活動作の向上や身辺自立についての願いを託されていました。

療育では、まず発音や発声の土台づくりとして、口腔体操や口周りの運動を継続しておこないました。
また、手指の巧緻性を高めるために、ねじ回しや力を入れるプットイン、紐通しなどの活動を取り入れ、身体の使い方を学んでいきました。

さらに、お金の計算や作業課題など、将来を見据えた取り組みも行いながら、日常生活の中でできることを少しずつ増やしていきました。
事業所内では、職員間で連携し見守り体制を強化することで、安全に過ごせる環境づくりにも努めました。

はじめは指示が入りにくく、物を投げたり設備に触れたりする行動が見られることもありましたが、繰り返しの関わりの中で少しずつ落ち着いて過ごせる時間が増えていきました。

そして、小学4年生頃から発語が見られるようになり、大きな変化が訪れました。

当初は「せんせ」「いらん」など単語での表現が中心でしたが、現在では「〇〇せんせい 書いた」「ゴム 好き」など、2語文で自分の気持ちや要求を伝えられるようになっています。
発音も徐々に明瞭になり、何を伝えたいのかが周囲に伝わりやすくなってきました。

言葉で伝えられるようになったことで、職員とのやり取りもスムーズになり、お友だちの思いをくみ取りやすくなっています。
保護者様からも、発語やコミュニケーション面での成長を実感されており、「何をしてほしいのかなどわかりやすくなった。」と嬉しいお声をいただいています。

職員としても、お友だちからの言葉での要求や気持ちが聞き取れるようになったこと、そして自分の思いを伝えようとする姿に、大きな成長を感じています。

今後は、集団生活の中でのルールやマナーを身につけながら、さらにコミュニケーション力を高めていくことを目標に支援を続けていきます。
これからもお友だちのペースを大切にしながら、一歩一歩の成長を支えていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター岡山
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178

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