COMPASS唐津 見通しを立てられるように

月曜日のCOMPASSです。
4月にオープンしたばかりのCOMPASS唐津。
オープンすぐに通い始めたのは、今年から小学校へ進学したお友達。

保護者様の希望は、読み書き、会話、食事、排泄などの日常生活に必要なことが出来るようになってほしいというものでした。
保護者様としっかり話し合いを行い、個別支援計画も読み書きや身辺自立のうち、まずは自主的に排泄ができるように支援を行い、集団活動が多くなる小学校、そして、そのずっと先も必要なあらゆる人とのコミュニケーションが上達するようにと支援計画が立案されました。

さて、4月の初め頃。
COMPASSのお友達はみんなCOMPASSに着くとすぐに検温を行い、手洗いを済ませます。
ここまでは満点のお友達ですが、いざ座ってお勉強となると、なかなか取り掛かれません。
また、トイレを促しても嫌がり、その場に座り込んで動かないことも・・・。

そんなお友達への提案は、ひらがなのうた、月例プリント、ひらがなの筆順プリント、おはじき、トイレトレーニングシート(保育士先生の制作したもの)などなどです。
実は、COMPASSではずーっとお勉強ばかり、というわけではなく、学習の時間と自由時間がちゃんと別れています。
お友達は学習と遊びの切り替えが上手く出来ないことが多く、「嫌だ!」と言ってその場を動こうとしないことが度々あったのだとか。

そこで先生は、お友達には見通しを立てられるように事前にスケジュールを伝えることにしました。
「先生が机に来てねと言うから、それまで休憩です。」と伝え、いつまで遊べるのかを認識できるよう声をかけます。
また、お友達にとっては長く感じられる学習時間のようでしたので、集中が途切れないように1回の学習時間を検討し直し、短時間の学習に切り替えて、その代わり学習の回数を増やすようにしました。
この見通しを立てること、着座しての学習を短時間にすることで、お友達は切り替えが少しずつ出来るようになっていきました。

もう1つの課題であるトイレトレーニング。
これはやってもやらなくても構わないので、まずはトイレまで行くことから始めました。
とりあえず時間になったら中に入り、便座に座ることを毎日繰り返していきます。
同時に、写真にあるような「トイレトレーニングシート」を活用してやる気を促し、排泄できた時は先生全員で褒めます。
まだお友達が自分でトイレに行くことはないものの、少なくとも「トイレに行くこと」自体は習慣化してきたようで、嫌がることはなくなってきました。

今年は入学式も学校生活もこれまでとは違う特異な春を送っています。
お友達は4月、5月の2ヶ月間、食事、排泄等は、少しずつだがこれまでと違う様子を見せ始め、成果が出てきているように感じられるといいます。
自分の世界が広がってきたお友達、最近は周りのお友達に話しかけたりするなど、関わりを持とうとする様子を見せるようになってきました。

保護者様にお友達がCOMPASSで過ごす様子、できるようになった事などを日々お伝えしていますが、保護者様は我が子の成長を喜ばれ、COMPASSに通わせて良かったと、嬉しい感想の言葉を頂戴いたしました。

6月からは少しずつ通常の学校生活が始まります。
これからは「ひらがなの読み書き」など学校での学習の支援になることを目標の1つに加え、お友達自身の中に芽生え始めた人と関わりを持つことの芽生えを大切に育て、言葉を活かし、遊びの中でコミュニケーションを取れるように、楽しい会話と学校生活を送れるように願いながら引き出す支援を続けていきます。

COMPASS発達支援センター唐津
所在地:〒847-0821
    佐賀県唐津市町田1丁目8-5前田ビル1階101
連絡先:0955-53-8638

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