COMPASS丸亀Link 優しい言葉、伝わる言葉

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Linkにお友達が通い始めて2年と半年が過ぎ、この春中学の3年生になりました。
当初の保護者様はコミュニケーション能力の向上を願われていたそうです。
「言葉で相手に気持ちを伝えられるようになってほしい。その場に応じた会話ができるようになってほしい。」と。

選択したプログラムは会話の構成に役立つ簡単な文章作りや、文章読み取り問題の練習から始まり、日常生活で必要な時計の短針、長針の理解と読み取りです。
さらに社会に出て必ず必要になるお金の種類や理解も取り組む課題として組み込まれました。
これらのプログラムで能力の向上を目指しながら「読み書き、音読が正しくできるよう支援していく。」と言うことを基軸に「集団生活において他者との距離感を学び、正しい発音で言葉のキャッチボールが出来るよう支援していく。」ことが個別支援計画の目標に設定されました。

利用当初のお友達はその場にあった言葉を選んで伝えることが難しかったと言います。
例えば乱暴な言動があり、乱暴な行動があり、そして先生の指示を聞き入れてくれません。
学習に対する意欲は見受けられますが、練習中には声や力の強弱をつけることが難しく、発声全てが大きな声になり、しかも乱暴な言葉遣いを使いがちで、直そうと助言をするのですが聞き入れられなかったそうです。

子ども達のほとんどの困りごとは一朝一夕で改善することはありません。
このお友達の場合も、いつも使い慣れている日常と全然違う言葉の選択や、穏やかな発声をやりたくても、すぐに取り入れ自分のものにするのは難しく、かなりの期間を要しました。

着座して進める個別での訓練や練習、お友達は毎日頑張りました。
そして、やがて継続する頑張りが成長への鍵となっていき、驚くほど柔らかな言葉遣いをマスターしています。
現在もまだ継続中の取り組みですが、お母さまもとても喜ばれて、娘の言葉がとても聞き取りやすくなったと報告があったそうです。

発語や音読中心の学習から、時計やお金の学習へと学びの幅が広がっていきました。
毎日頑張って覚えたお金の種類、それを活かして最近では買い物シュミレーションなどを通して学習に対する楽しみが広がり集中出来る時間が長くなってきています。
また言葉に自信がついたのか、これまで一人で過ごしていた余暇の時間に、自然に周りのお友達と過ごす姿が見られるようになってきました。

お友達や先生とのコミュニケーションの取り方が上手になってきて、お友達の話を聞いて「そうなん!」と上手く相槌を打ったりする姿、黙って参加していることの多かったグループワークなどでも笑顔で発言する姿にも成長を感じます。

発言できるようになったとはいえ、まだまだ一方的な話題になりがちなお友達の会話。
「話したい」という気持ちは伝わりますが、まずは相手の話を聞くことから、次は私、と言うイーブンのやり取りを覚えて欲しいと願います。
今は、会話の学びを進めようと先生が間に入り、コミュニケーションが円滑に取れるように図っているところなのだそうです。

これからも、もっと会話の組み立てを成熟させ、主語や述語を使えるように、会話に順序を付けられるように支援を続けていきます。
来年には中学を卒業するお友達、数年後の社会生活を視野に入れながら、笑顔で日々を送れるよう、これからも一緒に頑張っていきます。

COMPASS発達支援センター丸亀Link
所在地:〒763-0072
    香川県丸亀市山北町465-1
連絡先:0877-43-7328

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