COMPASS大野城 喃語・模倣・発語・会話へ

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS大野城に昨年の真夏から通うようになったお友達。
保護者様の一番の気がかりは発語がないことでした。
またトイレや日常生活の基本も未完成でした。

発語を目指し、設定された個別支援計画は「単語を一つでも多く発語が出来る様になること。排泄の意思を伝えられるようになること。」を目標と定め、まずはCOMPASSでの環境に慣れてもらえるように関わっていきます。

お友達のCOMPASSのスタートは、座ること、先生と一緒に机上での活動を体験するところから始まります。
向き合って話しかけて反応を見ますが、やはり発語がありません。
目や仕草、口が形を作りそうになる様子から、何か言いたいのだとはわかるのですが、それは「んん・・・」というような音でしかなく、未だ言葉の形を成さないものでした。

発語に向けてお友達と一緒に頑張る活動課題は、絵カードや、絵本の読み聞かせなどカラフルで目を引くものから、そして一番やさしい月齢プリント、50音唱和、舌のトレーニングなどです。
おそらくその殆どがお友達にとって初めての出来事だったのではと思います。

生活の基本動作の中でも、特にトイレは定着化するために習慣のパターン化を試みました。
毎日、活動と活動の合間の声かけでトイレでの排泄を促し、成功したら褒め、何度でも褒めて自信に繋がるように導きます。

舌や口の動きのトレーニングでは、模倣してくれるようにと先生はいつも大仰に口を動かしてみせます。
最初はキョトンとしていたお友達ですが、面白そうだと先生の真似をし始めます。
語彙の獲得や明瞭化のための音と口の模倣練習は繰り返し何度も行われていくうちに、次第にそこにしかない特別な空気感が生まれていくようでした。

冬に差し掛かる頃には、明らかな変化が見られるようになりました。
お友達が言いたいそのひとことを汲み取り、先生が口の動きを見せながら言葉にして伝え方を示します。
するとお友達は大きく目を開けてしっかり見て、その言葉を同じように口にしようと真似をして、なんとか言葉になり、伝わったときの喜びは、お友達も先生も心底嬉しい瞬間だったそうです。
お友達と先生は、何度も何度も共にそんな嬉しい時間をたくさん経験していくことになります。

新しい年になる頃には、完全な音での発語と言うには少し不明瞭さは残すものの、二語文が話せるようになってきました。
やりたいことや、先生からの声かけにも「んんん…」ではなく、ちゃんと言葉で答えようとする様子が見られるようになりました。
お友達をお迎えに行ってCOMPASSに向かう道程は、今ではとても楽しく賑やかになってきたと言います。
車窓から見える風景に「せんせい、おはな きれいだね!」「あのクレーンしゃ、おおきいね!」などとおしゃべりをするお友達、その成長ぶりに驚かされます。

保護者様も言葉のキャッチボールが出来る様になって来たととても喜んでおられるそうですが、一方「欲を言えば、もっともっと上手く話せるようになって欲しいです。」とステップアップした未来を思い描いておられるのだとか。

春からは保育園に通い始め、成長の糧となる色々な刺激を受けてくるであろうお友達。
トイレに行きたいと言えること、何かあったら助けを求められるようになることをまずは準備していき、さらに保護者様の願われているように言葉の成長を促し、コミュニケーションが円滑になるよう、今後もしっかり関わっていきます。

COMPASS発達支援センター大野城
所在地:〒816-0982
    福岡県大野城市畑ヶ坂1-10-22
連絡先:092-586-7328

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