【自閉症スペクトラム】母の願いは、娘が楽しいと思って生活してくれること。

こんにちは!COMPASSです☘️

今回は、COMPASS発達支援センター川崎に6年半通い続けた小学5年生の女の子のお話をご紹介します。出会ってからの期間を通して見えてきた成長の軌跡を、ぜひご覧ください。

入所当初、彼女は自閉症スペクトラム症に加え、軽度の知的障がいを抱えており、言葉はほとんど出ず、じっとしていることも難しい状況でした。思い通りにならないと激しく癇癪を起こし、コミュニケーションも避けるような毎日でした。

しかし半年後、彼女は制服姿でしっかりと「お帰りなさい!」と挨拶できるようになり、言葉の世界に扉を開き始めます。緊張と混乱の時間を乗り越え、学びの場に目を向けるようになったのです。

日々の療育の中で、彼女は少しずつ「できた!」という積み重ねを体験していきます。あいさつができたこと、初めての着座、文字の読み書き……そんな積み重ねが自信へとつながりました。

メダルや支援級への進級を経て、小学校高学年に至る今では、以前はほとんど発語がなかった彼女が、先生の話を理解し、天気や曜日の会話ができるようになっています。学習はもちろん、紙にシールを貼るなどの細やかな活動にも集中して取り組めるようになりました。

そして、何よりお母様が感動されたのは、自然学校への初参加。2泊3日、親元から離れて生活し、着替えや入浴、食事、集団のスケジュールの中で課題に取り組み、仲間とともに過ごせたことでした。“自立への大きな一歩”として、彼女の成長は親御さんにとって何よりの喜びとなりました。

現在は、信号機の学習など生活に必要なスキルの定着にも取り組みつつ、新たな目標を描かれています。お母様と一緒に相談しながら、お友達が「楽しく」「安心して」社会に出ていける未来を支える療育を進めています。

私たちCOMPASSは、お子様一人ひとりの成長を見つめ、将来を見据えたプログラムを保護者様と共に構築しています。どんな小さな「できた」も大切な輝きです。

ぜひ、彼女の歩みをご覧ください。

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