COMPASS発達支援センター川崎 ことばがつなぐ、お友だちとの毎日

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センター川崎に通う年長さんの女の子のお友だちです。

2023年から通所を始め、現在は週に3回、多機能型の事業所で支援を受けています。

当初、お友だちはオウム返しが多く、自分の思いをうまく言葉で伝えることができずに泣いてしまう場面が見られました。目を合わせたあいさつも難しく、ゲームや遊びの中で順番が守れなかったり、人の物を取ってしまったりと、集団での関わりにも課題がありました。

 

「言葉のやり取りをもっと楽しめるように」「お友だちとスムーズに関われるようになってほしい」との保護者様の思いを受けて、絵カードやプリント教材、絵本などを活用しながら、楽しみながら言葉を学ぶ支援が始まりました。

 

日々の活動では、反対言葉カードや動詞カードを使って語彙を広げる取り組みや、「気持ち」「日常の出来事」についてのやり取りを通じて、会話の練習を重ねています。また、運筆やひらがなの書き順練習もコツコツと続けてきました。

少しずつ、質問されたことに対して自分の言葉で答えられるようになり、会話の回数も増えてきました。最近では、お友だちの名前を呼ぶ姿や、簡単なルールのあるゲームを楽しむ様子も見られるように。遊びの中で順番を待つ、ルールを守るといった行動も、支援を通じて身についてきています。

 

また、お母様がとても嬉しかったと話してくださったのが、カタカナに興味を持ったお友だちが、ご両親にお手紙を書いてくれたこと。街中の看板を読んだり、ことばの世界がどんどん広がっています。特にご両親へのお手紙を書いてくれたことが嬉しかったそうです。

 

今では、お友だちとの会話も弾み、遊びの中で笑い合う姿が増えてきました。体験談や楽しかった出来事を話す力も育ち、聞く力と話す力の両方に大きな成長が見られます。

 

これからも、就学に向けて場面の切り替えや相手の気持ちを考えて行動する力を育てながら、「伝える楽しさ」をもっと広げていけるよう、丁寧な支援を続けてまいります。

 

COMPASS発達支援センター川崎

所在地:川崎市川崎区京町2-24-2 セソール川崎京町ハイライズ セカンドピア1F

連絡先:044-201-1148

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧