COMPASS発達支援センターJUMP! 「ぼくにもできた」が増えていく、就学前の大きな一歩

こんにちは。今回ご紹介するのは、COMPASS発達支援センターJUMP!に通っている年長の男の子のお友だちのストーリーです。

お友だちは、自閉スペクトラム症(ASD)があり、今年の2月から月10日のペースで通所をスタートしました。COMPASSを利用するのは今回が初めてで、上にお姉さんが2人いる三人きょうだいの末っ子さんです。

 

通い始めた当初は、気になることがあるとすぐに動いてしまい、集団活動に参加することが難しかったお友だち。他のお友だちに手が出てしまう場面もあり、先生たちは「見通しを持つ」「気持ちを切り替える」ことをテーマに支援をスタートしました。

活動の中では、「次に何をするか」を事前に伝えることで見通しを持たせたり、なぞり書きから始めて自分の名前を書く練習を行ったりと、少しずつ丁寧に取り組んでいきました。また、絵本を通して語彙を増やすことや、負けることのあるゲーム遊びを通じて、気持ちの切り替えもサポートしています。

 

「まだ遊びたい」と帰る時間に動かなくなる日もありましたが、3ヶ月ほど経った頃から少しずつ変化が見られるように。学年が上がり、自分にできることが増えてきたことで、お友だちの中にも「やってみよう」という気持ちが育ちはじめたのです。

今では、ひらがなを読むことができ、自分の名前も書けるようになりました。運動も得意で、自信をもって体を動かす姿が見られます。何より印象的なのは、苦手なことにも取り組む姿勢が見られるようになってきたこと。そして、気持ちの切り替えが少しずつ上手になってきたことです。

以前は、嫌なことがあると活動に参加できなかったお友だちが、今では「ちょっとイヤだけど、やってみようかな」と思えるように。切り替えにかかる時間も短くなり、言葉で気持ちを表現することも増えてきました。

 

これからの目標は、小学校への就学に向けて「自信を持って過ごせる」こと。できたことをたくさん褒めながら、「ぼくにもできた!」という経験を積み重ねていけるよう、COMPASSではこれからも丁寧な支援を続けてまいります。

 

COMPASS JUMP!

所在地:長崎県諫早市貝津町1765-2F

連絡先:0957-47-7638

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