COMPASSしまんと NOと言わない

月曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとをこの春卒業する頑張り屋さんのお友達がいます。

お友達がCOMPASSに通い始めたのは2年前の春。
保護者の方は、高校を卒業したら社会に旅立つ息子が困らないよう、身辺自立ができるようになって欲しいとご希望されていました。

身辺自立の課題の1つが衣服の着脱。
まずはお友達に実際にやってもらって、どこでこんがらがってしまうのかよく観察しました。

お友達は当初、一人では靴下や服の着脱を行う事も難しいようでした。
やればできる!と信じて、工夫を凝らしたお友達との二人三脚が始まりました。

お友達は自分の手順にこだわり、なかなか素直に取り組むことができません。
会話での意思疎通にも難しさがあるお友達。

通うことに慣れてきた頃、少しずつ明確でシンプルな指示には従うように。
先生は指示するだけでなく、お友達の目の前でやってみます。
そして、お友達もトライ。

服を着るときには前後の向きが混乱しやすく、間違ったところをもう一度やって見せると、お友達も再度トライ。
練習のスタートは、本来マイペースなお友達、取り掛かりも時間がかかっていました。
やがて先生の声掛けで練習を始められるようになり、時折、服の前後を間違えても、違いの指摘や、やり直しを伝えるとすぐさま従えるようになりました。

靴下では、踵部分を踵に当てて履くことが難しいようでした。
保護者様も、お友達が区別しやすいように靴下の後ろに印をつけてくれるなど色々と協力してくださり、愛情をいっぱい受けての頑張りです。

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素晴らしいことに、やり始めるとお友達は決してNOとは言いません。
そこには繰り返し、繰り返し脱ぎ着の練習を頑張るお友達の姿がありました。

来る日も来る日も、繰り返し声をかけ、練習を積み重ねていくお友達。
お友達の挑戦はまだまだ続いています。
衣服の脱着だけでなく、日常の挨拶の練習も頑張り、着座で本の読み聞かせもじっと聞いていられるように変化してきました。

集団活動では、先生と一緒なら他のお友達とも仲良く過ごせるまでになってきました。
長期休みの間もお友達の挑戦は続き、自分でお弁当箱をカバンから出して昼食の準備をしたり、一人でトイレも使えるように取り組みを頑張っています。

最初の頃、上手くいかなかったり気に沿わない指示には従えず、癇癪を起こしていたことが嘘のようです。
最近、家庭でも靴下の着脱をする姿を見せてくれましたと保護者の方が喜びの報告をしてくださいました。

靴下も、洋服もこんなに上手に着られるようになったお友達。
できるまで頑張ること、できたら嬉しいこと、みんなが喜んでくれること、そして自分も嬉しいことをたくさん経験したお友達は、誇らしい笑顔です。

高校を卒業と同時にCOMPASSも卒業です。
頑張った日々、つまずきながらも自分でできるようになった喜びを忘れず、誇りを胸に立派に卒業してくれることでしょう。

COMPASS発達支援センターしまんと
所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328

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