COMPASS武蔵新城DASH 泉の水、やがて湧き出すとき

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城DASHに通っている5歳の男の子、武蔵新城のときからのお友達です。

言葉に困りごとがあり、身振り手振りでの表現も上手にできなかったお友達。
保護者様もとても心配していたコミュニケーションの困りごとをなんとか解消してあげたいと願い続けて2年になります。

成長は個人の資質だけによるのでしょうか?
いいえ、決してそうではありません。
何かの習得、技術の研鑽、そして学習・・・これらの成長は、全てはかけた時間分、そして情熱を注いだ熱量分の掛け算で成果が現れるとCOMPASSは信じています。
どのくらい頑張れるか、お友達の熱心な学習態度はどんなものか・・・。

何かが障害となり、気が散る要素があればそれを外し、集中できる環境づくりをすることで熱量が上がります。
つまらないものより、エキサイティングで夢中になれるものの方が、同じ時間でも密度が濃いものに。
「かけた時間」とは、物理的な「いた時間」ではなく、気持ちの入った「やりきった時間」に比例します。
「できた」という感動があれば、達成までのベクトルがグンと上がり、早い成果となって現れます。
まだ受け入れに余裕がある新規事業所のDASHに移ってからは、かける時間、通う日数を増やすことができ、お友達の発語の回数が次第に増えてきてはいました。

とはいえ「できた!」と思っても例えば発声練習では、声を出すときと出さないときの不安定さがあるお友達。
なかなか成長の波に乗った手応えを感じられない時間がかなりの間続いていました。
興味の継続と成長は繰り返すことで向上するのですが、できたりできなかったりという確かな手応えのない状態が続いていました。

お友達、あいうえおパズルがお気に入りで、50音を並べたり、絵カードの単語を組み合わせる遊びが大好きです。
はめ込むことに関しては「あ」~「ん」まで必ず順番通りにはめるというルールを譲らないお友達。
さらに先生が途中で手伝おうとしても、手出しや口出しをされるのを嫌がります。

ですが先日、いつも通り「あ」から順番にはめる途中、突然「つ・く・る」と並べて見せたお友達。
初めてのことに驚いた先生が「つ・く・るって(いう言葉を)並べたの?」と聞くと「うん」とお返事。
試しに先生が苺の絵を見せて「いちご」と言って様子を見ると、「い・ち・こ」と並べようとしました。
単語と文字が繋がったことが確認できた、待ちに待ったキラキラの瞬間です。
大好きなパズル文字のマッチング学習を繰り返すうちに、実は組み合わせをいつの間に理解していたのです。

ご家庭でも自発的な発語のなかったお友達ですが、お家で急に「どした?」と言い始めたのだとか。
学習の場で教えていないことをこうやって言えるのは、インプットからアウトプットの時期が来たことを伺わせる大きな変化です。

静かに染み出して、やがていつの間にか湧き出す泉のように、見えない深い場所にエネルギーをためていたお友達の成長。
少しずつ少しずつ、そのかけらが溢れ出て、確かな成果となって顕れてきています。
やがて、楽しくお話ができるその日は、きっともうすぐ現実のものになることでしょう。

COMPASS発達支援センター武蔵新城DASH
所在地:〒211-0044
    神奈川県川崎市中原区新城2丁目5番9号2階
連絡先:044-948-7328

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