月曜日のCOMPASSです。
本部教室では、児童と放課後のお友達、先生たち皆で「風水害」を想定して避難訓練を行いました。
地球温暖化がその大きな原因と言われていますが、近年では台風も大型化し、豪雨や強風も場合によっては簡単に人の命を奪ってしまう、とても怖いものとなっています。
天気予報の精度が上がり、事前に情報が入手できるため、お友達にとって少しでも危険が及ぶ可能性がある場合にはCOMPASSはお休みとさせていただいています。
それでも万一のことがあるかもしれない。
COMPASSにいないとき、お友達だけでも命を守るように体で覚えていてもらいたい・・・
そんな思いで行われた風水害を想定した訓練です。
まずは、紙芝居。
『こんな時どうする?』という題のクイズ形式の風水害の避難に関する紙芝居です。
「雨が降ったあとの川には近づいていいの?」や「雷が鳴り始めたら木の下に隠れるの?それともお家とか、建物の中に非難する?」等など。
意外にも正しい避難方法を知っているお友達が多く、指導員も驚きました。
次に「お・か・し・も」という標語についての学びです。
おさない、かけない(走らない)、しゃべらない、もどらない。
皆で復唱して避難のときにやってはいけないことを確認し合いました。
さて、いよいよ訓練です。
まずはお友達にどういう状況であるのかを想像してもらいます。
「イメージしてね。」と言って、状況を説明する先生。
想定は「今、大雨が降っています。川から水があふれてきました。今から建物の2階に避難します。」
お友達は真剣な表情で聞いています。
さて、いよいよCOMPASSを出て避難開始!
先生は避難袋と名簿を持ち出し用に準備します。
避難の順番は、まず幼児、児童の順番で一列になり避難へ。
階段を登る際は、手すりを持ち、滑らないよう声かけをします。
個々の特性を判断し、場合によっては先生が手を握りながら避難します。
皆、お約束を守って2階の踊り場へ到着しました。
先生がお友達一人ひとりの名前を呼んで点呼。
全員の無事が確認できました。
避難訓練が終わり、皆揃ってCOMPASSへ戻ります。
こんなとき、子ども達は緊張したり、ふざけたり、笑ったりしがちですが、今日は皆しっかりお約束を守って真面目に訓練を終えることができました。
あって欲しくはない場面、火災や地震や風水害ですが、大切なのは知識以上に速やかに体が動き、自然に命を守る行動が取れること。
COMPASSではこれらの災害への備として避難訓練をこれからも続けます。
COMPASS発達支援センター本部
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