COMPASS観音寺 特性を活かす学びで・・・

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS観音寺のお友達、観音寺がオープンしたH29年の9月からCOMPASSの仲間になりました。
覚えることや、覚えたことや考えたことを文字や言葉で表現すること苦手なお友達。
将来を考えて保護者様も日常生活に辛さを感じず、文字の読み書きや行動ができるようになって欲しいと願いを語られていました。

当時小学校2年生だったお友達ですが、学習への意欲は言語・数ともに興味を見せることは殆どなかったそうです。
目新しい教材や自分の興味のあること以外はすぐに気が逸れ、なかなか集中できません。
時間がかかって嫌々やった課題などは、最初からできないと諦めて挑戦する意欲もみられません。

当時から人懐こいお友達は、言語でのコミュニケーションはとれますが、読み書きの方は、殆どできなかったそうです。
また、数は1~3くらいまで読めていましたが、4以上の数になったり、数字ではなく丸の数を数えたりということは難しかったそうです。

お友達との学習はCOMPASSのプリントで繰り返し学習をおこなるところから。
また、繰り返し繰り返し50音の読み書きを行いました。
名前は書けるようになるまで、それこそ何度でも・・・

とはいえ「意欲」が伴わない学習は効果が現れにくいものです。
そこで、先生たちはお友達の人懐こさに注目。
これがお友達の武器になりました。
お友達や先生の事が大好きなので「みんなの名前が読めたら嬉しいね。」「自分の名前が書けるようになったらかっこいいね。」と、声をかけます。
そこから、まずは平仮名に興味を持ってもらえるように工夫。
「ひらがなカード」とそれぞれの「名前カード」を見ながら、「◯◯さんの“か”」「◯◯先生の“も”」というように繰り返し唱和し、同時になぞり書きで書く練習に取り組むことができるようになったお友達。

お友達の特性を活かした活動はあらゆる場面で活用されます。
療育の時間だけでなく、平仮名はカルタやパズル、数は「トランプ」や「UNO」といった普段の遊びの中でも自然に「ひらがな」や「数」を習得する機会を作り、机の上だけでない生きた勉強を楽しみながら行います。

あれほど意欲がなく、覚えることも苦手だったお友達。
それが「お勉強をするのが楽しい」と意識の変化も見られ、学習に対する意欲も高くなってきました。

「先生勉強したいです!」と自主的な発言もみられ、意欲的に取り組む姿に成長しています。
また、以前は「分からない問題はできないから、分からないから。」と諦めていた課題も、「質問して分かるようになろう。」という姿勢が見られるようになりました。

2年間頑張ってきたお友達。
「ひらがな」50音はまだ完璧とはいきませんが、読める字が増えてきました。
書ける字も増えてきて、自分の好きな言葉や名前は、書けるように。
現在も引き続きバランスの良いきれいな字になるよう練習に取り組んでいます。

「数」については1~10は読めるように。
また、COMPASS観音寺で毎月作っているカレンダーを見て、「31」までの数も読めるようになってきました。
丸の数も5まではすぐに答えられており、10までの数も1つずつ数えながらであれば答えられるようになりました。

まだまだ課題はありますが、積極的に取り組む姿勢になったお友達。
知識を得て、それを活かして日常生活の基礎を作る療育はこれからも続きます。
学習を通して「やればできる」とわかってきたお友達の道は明るい光さす未来へと続いています。

COMPASS発達支援センター観音寺
所在地:〒768-0022
香川県観音寺市本大町1673-3 本大マンション202
連絡先:0875-23-7328

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