COMPASS中津Sweet 兄弟喧嘩から友達との日々へ

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津Sweetに5月から通い始めたお友達。
お友達の直情的な性格と、毎日のように始まってしまう激しい兄弟喧嘩に悩まされていた保護者様。
なんとか感情をコントロールできるようになって、落ち着いて物事に取り組んで欲しい、そして学習にも取り組んでくれたら・・・というものでした。

精神的にもまだ幼いお友達は、お母さんへの依存が高く、所構わず抱きついてしまう場面もあったとか。
精神的に未発達な場合、ストレスの吐け口が最も身近な兄弟へ向いてしまうことはよくあるようです。
また、母への独占欲が満たされない場合にも兄弟への暴力になってしまうのです。。
保護者様がどんなに公平に振る舞っても自分の欲求が満たされていないとこのケースになりやすいのだそうです。

そこで、まずは兄弟を別々に療育することにしました。
他の人と過ごす時間を作ることで意識の視野を広げることを目標に置きます。
同時に、学習の習慣を身につけ、最後までやり遂げる達成感で自信を付けてもらい、意欲を引き出すようにプランニング。

怒りの感情は冷静に考える、想像力を働かせることを身につけるとおさまっていくと言われていますので、COMPASSで学習が習慣化することで、答えを導くために思考することも効果を発揮するはずです。

課題として選択したのはお友達の苦手な音読を「ひらがなのうた」「教科書」で克服を目指し、また人との関わりのなかで感情を抑えることを学ぶためグループワークでの音読、集団レクリエーションを活動の軸に。

やはり想像通り、当初は先生の言うことを聞いてくれません。
着座もままならず、座ってもすぐに離席をするか、机と椅子をガタガタ鳴らし抵抗を見せます。
わざわざ離しているのに、何かと兄弟にちょっかいを出して自らトラブルを引き起こす始末。
この頃はまだCOMPASSでは普通に話せていても、家庭ではお母さんに赤ちゃん口調で甘えていたと言います。

すぐに結果が出ることはありません。
お友達も例外ではなく、着座して本を開く、プリントに取り組むことに抵抗を見せなくなるまでには時間を要しました。
しかし、何かを達成する度に自分のことのように喜んでくれる先生や、兄弟以外の同世代の仲間からの評価がお友達の気持ちを少しずつ変えてくれたようです。

季節が秋になる頃、まずお友達の成長が色々な場面で現れてきました。
特筆すべきは言葉遣いがよくなったこと。
そして「ありがとう。」や「ごめんなさい。」など、大切なご挨拶が促しがなくてもできるようになったことです。

今どんな場面なのかという状況判断ができるようになり、ちょっかいを出されても判断して我慢できるようになってきました。
COMPASSでも喧嘩になってしまうくせにどうしても兄弟としか関わりを持とうとしなかったのですが、今では積極的にCOMPASSの他のお友達と過ごすことができています。

変化は学習面にも現れています。
苦手な音読も少しずつ苦手意識が薄れ、読むことを嫌がらなくなり、少しずつ流暢に読めるように変わりました。

今でも毎日「ひらがなのうた」「教科書の音読」を行っているお友達。
一人で読書をする姿も最近では珍しいことではなくなってきました。

ご家庭でもお母さんへの抱きつきや赤ちゃん口調もなくなってきたそうです。
精神的な成長が著しいお友達、集団レクリエーションも楽しく参加することができるようになりました。

皆からの承認を受け、どこか求めていた心の乾いた欲求が満たされ、存在意義を確かめられたお友達。
苦しい反抗心ではなく、お友達自身も他者を認め、協力や集団活動を楽しめるまでになっています。

これからはお友達自身の中にあるキラキラの成長のタネをどこまで輝かせていけるでしょうか?
これからも輝きを増すお友達の成長がとても楽しみです。

COMPASS発達支援センター中津Sweet
所在地:〒871-0016
大分県中津市牛神町1-22-11
連絡先:0979-22-3078

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