COMPASSしまんと 世界を広げて・・・

水曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとのお友達、通い始めてから今年の春を超えると3年目になります。

とても人懐こく、いい笑顔を向けてくれるお友達、誰でもいっぺんにファンになってしまいます。
保護者様は我が子の将来を憂い「少しでも言葉が言えるように、友達を作って欲しい、幸せな毎日を送れるように・・・」そして、デリケートなお友達は、壁にぶつかると自分を叩いたり噛んだりすることもあったそうで「1日1日、何事もなく楽しく過ごしてほしい。」と願いを込めて話されていました。

自信がないお友達、言葉を口にすることにためらいがありました。
恥ずかしい、笑われたくない、間違えたくない・・・色々な思いがあったのでしょう、口に出せないでいたようです。

学習は大好きとはいかないまでも、先生と向き合って課題を行うことは嫌いではありません。
最初は、まずはお絵かき、絵本の読み聞かせなど、易しい、お友達の興味の持てる事からスタート。
実は新しい場所であるCOMPASSは、お友達の緊張を覚える場所だったようです。
慣れるのに無理をさせずじっくり取り組めるように、落ち着けるまで待ちます。

次第にお友達の個性が現れて、本来のお友達の素の表情を見せ始めます。
困ったことは、場面の切り替えが難しいことでした。
例えば車の昇降、遊びの途中で促されたとき、帰りの支度を促されたときなど素直に従えず、いやだと抵抗を見せ、困らせます。

かと思えば、鼻水が出ている小さなお友達にティッシュペーパーを渡してあげたり、いけない事をしている小さなお友達には手で「×」と教えてあげたり、また、絵本の読み聞かせや紙芝居では、先生と同じように絵本や紙芝居を「見て!」とアピールするこもあったりと、お世話やきで思いやりのあるお兄さんっぽい一面も見せてくれます。

やがて、COMPASSでの過ごし方に慣れ、ルールも覚えてくれた頃、お友達は少しずつ成長の変化を見せ始めました。
この頃からなぞり書き(名前や曲線)、数の学習(1、2)、色の学習(青、赤)、発声練習(あ行、か行)に取り組み始めました。

発声は恥ずかしくてなかなかやりたがらないのですが、先生が口を大きく動かして発語する様子を見せ、面白く楽しくやって見せます。
それ自体がゲームのように大きく口を動かすのを真似してもらうことを心がけ、繰り返しました。

やがて、なぞり書きは線描から自分の名前や数字へとステップアップし、数の確認(1~3)、発声練習(挨拶カード)、絵本読み聞かせ、服の着脱練習など進み、昨年の秋からは、数字は1~5まで書けるようになり、名前のなぞり書きは、部分的ですがなぞりではなく、模倣で書けるように成長しました。

なんと言っても特筆すべきは発語です。
発声は、先生の口をよく見て真似から自分の言葉で発し、特に「いや。」「ばいばい。」は上手に言えるようになりました。

言葉をひとこと口に出すことにあれだけ抵抗があったお友達、今日も帰り際に「バイバイ」と言ってくれる姿が頼もしく写ります。
お友達の観る世界、お友達の世界の扉があるとすれば、ほんの少しだけそれは広がってくれたかもしれません。

繰り返して、やってみる「出来た!できる!」が自信になって、またやる気につながるという繰り返しで成長を目指すCOMPASSの支援。

もっと広い世界に連れて行ってあげたいと、COMPASSの取り組みはこれからも続きます。

COMPASS発達支援センターしまんと
所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328

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