COMPASS岡山ふれんず 泣き顔も卒業で・・・

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山ふれんずのお友達、昨年の7月の終わりにやってきました。

発語がない、言葉の理解、名前を呼ばれても反応なし、感情コントロールできない、どうしたらいいのでしょうとお困りごとを抱えて来所された保護者様です。
いつもは送迎も行っているCOMPASSですが、このお友達のお宅は遠く、お母さんが送迎をして下さることになりました。

お友達の記憶を辿ると、とにかく良く泣いていたという記憶一番鮮明なのだとか。
お母さんと離れると途端に泣き出してしまい、荷物の片付けも全くやろうとしません。
嫌なことがあると、ひっくり返って大声で泣き叫ぶこともありました。
療育中、やりたいことは意欲を見せますが、やりたくないことは、出されただけで泣いてしまいます。

着座ができないので、当初数回は先生が膝の上に座らせて課題をやっていたそうです。
おそらく、やりたいこともできないCOMPASSに来るのはお友達にとってかなり不本意だったことでしょう。
イヤイヤ来ていたお友達は、ある時、珍しくふと目敏く見つけたおもちゃに関心を示しますが、今はお勉強の時間だからねと制すると、やりたいことができないと怒り、火がついたように泣き始めるという始末。

お友達の人生が豊かで楽しいものになってくれるように願い、生活習慣における動作の向上、理解できること、指示やルールを守ること、感情の制馭ができるように等を目標にスタートを切りました。
そしてお友達との日々はゆっくりと、行きつ戻りつ、だが確実に目指す方向へと歩み続けました。

季節は廻り、お友達のやってきた真夏が過ぎ、秋になり、冬を超えて春の兆しが見える季節となりました。
今し方COMPASSの玄関を見ると、見様見真似でご挨拶をするのはあのお友達です。
さっと靴をしまい、荷物の片付けをすませ、先生を見て指示を仰ぎます。

あれほど大声で泣いて涙が止まらなかったお友達はもういません。

言語指導で使う絵カード、巧緻性で使用するスプーンやトング、型はめパズル、それから色分け、指先をしっかり鍛える洗濯バサミ、プットイン、そしてCOMPASSのオリジナルプリントA1~A3・・・
どの課題でも、それが苦手な課題であっても、流石にノリノリではないものの、乱れず、最後まで着座したままの姿勢で頑張る姿を見せてくれています。

大きな成長は、言葉を言葉で理解し始めたこと。
簡単な指示はしっかり意味が分かって、行動ができるようになりました。
まだ発語ははっきりと聞かれず会話の入り口にも辿り着いてはいませんが、見違えるほどの意欲は、泣き声ではない声として繋がっていきそうです。

毎日毎日の繰り返しの成果で「できた!」が意欲に、自信につながっていきました。
頑張ること、頑張ったらできることを覚えたお友達、発語から楽しいお喋りが始まる準備は万端。
残念ながら、遠方だということで3月で退所してしまうのだそうですが、これからもきっとお友達の未来は豊かな人生へ繋がっていると確信し、更なる成長を心から願っています。

COMPASS発達支援センター岡山ふれんず
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)