COMPASS川崎 一緒に桜の道を

土曜日のCOMPASSです。
春は別れと出逢いの季節。
そこで今月ブログでは「卒業や入学、進級」をテーマにお送りしています。
今日ご紹介するCOMPASS川崎のお友達もその一人、あと数日で、ピカピカの小学生になります。

お友達がCOMPASSにやってきたのは今からちょうど2年前。
専門的な療育で成長を促すCOMPASSに期待を寄せてくださった保護者様。
その「気持ちの切り替えが出来るようになってほしいことや、会話が上達してくれること、できることが増えて関心や興味が広がって行ってくれたら」という我が子の将来を想う願いを受け止め、COMPASSの日々が始まります。

年中さんだったお友達、発語は聞かれますがやや不明瞭、また、読み書きはできているとは言い難い状態でした。
言いたいことがうまく伝えられずに泣いてしまうこともよくありました。
言語理解が少し難しく、ニコニコと集団活動参加は出来るのですが、全体への指示をすぐに理解できていない様子です。
巧緻性も未発達で、お箸づかいや鉛筆を上手に使うことができませんでした。

COMPASSが用意したプランは「将来的に学習態勢の確立、コミュニケーション能力の向上」を目指していく過程のなかで、特に2年後に迫っていた小学校への準備に時間を裂くように計画しました。
小学校準備には、時間の決まり事がある小学校生活への意識付けと学習の準備、気持ちが切り替えられるよう、言葉で気持ちを表すことができるような表現方法を習得し、笑顔で楽しく同年代と交流ができるようにと設定されました。

COMPASSに来る度に、お友達は微細運動の機能訓練を頑張ります。
そして、COMPASS独自の発声練習や、単語カードを用いた発声練習を繰り返し続けます。
ただ「話す練習」という訓練ではつまらない。
そこで、楽しい体験として感じられるような話題、環境、関係作りを特に工夫したのだそうです。
お箸や鉛筆は独特の持ちグセが強かったと言います。
そこで、ご家庭と協力して矯正箸の使用を辞め、まずはスプーンとフォークの使い方を練習してもらうことに。
やがてお友達は、指の力の入れ具合や持ち方を身につけ、時間をかけて鉛筆練習に移行、ついに鉛筆が持てるようになる事で徐々に箸が使えるようになっていきました。

お友達の成長はCOMPASSでの努力と、ご家庭の献身的なご協力無くしてはありませんでした。
自分の気持ちを言葉で伝えようと一生懸命な仕草を見せるお友達、もう以前よく見られた泣いてしまうことはもうありません。
挫けず、諦めず一生懸命伝えようとする姿を見せています。

桜が1厘、また一輪と咲き揃い始めた3月の終わり。
今年は、別れと出逢いのこの時期に、全ての子どもがやりたいことを制限された環境に身を置いています。
いつかきっと、そんなこともあったねと笑って話せるように願いながら、お友達のCOMPASSは変わらず学びを続けています。
いえ、少し変わって、来月からはお友達のCOMPASSは児童発達支援から放課後デイへと移ります。

その笑顔に自信をのぞかせるようになったお友達と共に、小学生になってからは、もっと遠くの未来へ繋がる課題を一緒に頑張っていきます。
豊かな表現を身につけ、優しい会話ができるように、これからもお友達との桜の道は続いていきます。

COMPASS発達支援センター川崎
所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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